2019年製作

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2019年製作

『デス・ショット』最初から“ハリウッド”満載。カーアクションと銃撃戦で全く飽きない

全米を震撼させる凶悪な銀行強盗を一銀行マンが追跡し、戦う物語。それを助けるのが元警察官で隣人の男。演じるのはブルース・ウイルス。ハリウッドお決まりのカーアクションと銃撃戦。途中、ブルース・ウイルスが加勢して一件落着。ブルースは引退した警察官として出演。最後の最後に美味しいところを持っていきます。
2019年製作

美しきゲイ映画『ゴッズ・オウン・カントリー』LGBTの差別・偏見なき世界を願う名作。作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・評価・内容

イギリス、ヨークシャーで家業の牧場で日々働く青年ジョニーは毎日鬱屈した日々を過ごしている。時折街出て、男を買う。ある日、ルーマニアから来た青年と出会い、恋に落ちる。彼との出会いで鬱屈した生活から抜け出し、仕事にも人生にも前向きに生きていくことを決意する。愛があれば恋愛は異性であろうと同姓であろうと関係ない。
2019年製作

永瀬正敏✖️菜葉菜W主演+井浦新の映画『赤い雪 Red Snow』(実話)は“ズシリ”と積もった。人間の記憶は曖昧で都合よく作られる。感想とネタバレ。

この映画は実話を元に制作されたと言うが、とても残酷な物語だ。人間の記憶とは都合よく出来ている。自分への関心を防ぐため、あるいは興味を向けるために記憶を作り変えることも可能だ。それを行うのは気まぐれな心もあるが、実際は無意識に計算された心が作り出している。一度発動するとそれが新たな記憶になるが、心は不自由になってしまう。
2019年製作

堤監督お見事!『十二人の死にたい子どもたち』ネタバレ・あらすじ・感想。若手キャストの演技力に評価上々。

映画のタイトルはネガティブなイメージを与えるが、実際はとてもポジティブな映画であり、希望と息吹きを与えてくれる。若手キャストの演技力に将来の日本映画界が楽しみになる。評価もうなぎ登りだ。映画を観終わって爽快な気持ちになる。堤ワールドの綿密に練られたトリックに嵌ってる自分がいる。堤組のエナジーが結集に驚きを禁じ得ない。
2019年製作

最恐芸術『サスペリア』はリメイクはオリジナルを凌駕する。映画館は沈黙に包まれた。

ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』は1997年のリメイクとされているが最早オリジナル作品だ。ジャンルはホラーとか芸術とか分けがちだが、凌駕している。映画館でこの作品を観るときは沈黙に包まれ、スクリーンからの光を浴びて心地よい。後日まで心身に残る。映画とはこう言うモノだと知らしめてくれる映画だ。ネタバレしない記事です
2019年製作

心底絶叫!『生きてるだけで、愛。』趣里には悪魔が降りる。菅田将暉の憔悴した眼差しは若者の叫びだ。

寧子演じる趣里が東京で生きる疲弊感を存分に発揮している。鬱と躁を繰り返すエンドレスな病。それを見守る菅田将暉の憔悴した眼差しは何を求めているのか。報われない仕事、叶えられない夢への葛藤を抱きながら東京で生きていく若者たちの姿がここにある。
2019年製作

『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』(84分/英/2018)

原題 『Westwood: Punk, Icon, Activist』 世界的に有名なファッションデザイナーである。大変申し訳ないが存じ上げなかった。でもデザインは見たことがある、いやあるような気がする。まだ存命なので当然ドキュメンタリー作...
2019年製作

天才伝説!『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』サリンジャーの名言が溢れてる映画

アメリカ文学史に燦然と輝く偉大な作家、サリンジャー。彼の後半の人生は謎に満ちている。なぜ表舞台から立ち去ったのか、その謎に迫る映画である。この映画はサリンジャーの名言が随所に盛り込まれている垂涎の作品である。天才作家の苦悩と葛藤、そして伝説になった生き方を如実に表している。
2019年製作

絶対王室!『ヴィクトリア女王 最期の秘密』無償の愛でアジア人を見つめた

差別と偏見が蔓延る時代に大英帝国のヴィクトリア女王が有色人種であるインド人を召使いに、そして助手にした。取り巻き連中は大慌てする。何とか女王に気持ちを変えようと奔走するが無理。女王はやがてイスラム教のコーランとウルドゥ語を学び始まる。国家元首のこの行動に大英帝国自身が揺れ動く。
2019年製作

奈良県天理市が舞台『二階堂家物語』後継問題に悩む家族の物語

日本には男子に家督を継がせる風習、習慣がある。しかし近年、跡取り問題で悩む家が多い。長男に嫁が来なかったり、都会へ行った息子が戻らなかったり、また子供が出来ない不妊問題もある。先祖の家を残すために奔走する家族の葛藤を描いた作品。
2019年製作

映画『ヒューマン・フロー 大地漂流』中国の現代美術家・社会運動家のアイ・ウェイウェイが世界を漂流する

中国人現代美術家であり人権活動家のアイ・ウェイウェイ(艾未未)が世界の難民施設を撮影する。映像は固定ショットが多く美しい。しかしこう言った映画に美しさは必要かどうかについて疑問を感じる。難民の現状を映し出すがどこか無機質に感じる。傍観者になりそうだ。
2019年製作

純愛、ホラー?『シシリアン・ゴーストストーリー』は実話をファンタジックに描いた作品

イタリアで実際にあった凄惨な事件をモチーフに描いた映画。シシリー島と言ったらマフィア。何かのトラブルで誘拐された少年。少年の恋人が必死になって探す物語l。会えるのだろうか。イタリアではマフィアの話は禁句。誰も触れたがらない。この映画は現実とファンタジーを行き来しながら描いている。
2019年製作

世界の歌姫『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』名曲と映画は永遠だけど悲しい人生だ

ホイットニー・ヒューストンはなぜ死んだのか?誰が彼女を死に追いやったのか?彼女を終生苦しめたモノとは何か?世紀の歌姫はなんのために生まれ、生きて、死んだのかについてドキュメンタリーで追いかけている。歌うことが彼女の人生だったのに悲しい。彼女が本当に信頼できる人を側におけば、名曲を歌い、映画にも出て、娘の幸せだったと祈りたい
2019年製作

笑いと涙『バジュランギおじさんと、小さな迷子』サルマン・カーンが贈るインドとパキスタンの和平への道 ネタバレ、感想

インドとパキスタンはかつては一緒の国だった。それがイギリス没落と共に双方が独立することになった。これが悲劇を生み出したと言われている。確かに宗教の違いは大きい。ヒンズーとイスラム。しかし両者は数百年も平和に共存していたのだ。それがなぜ争うことになったのかをこの機会で考えてほしい。争いの原点を知れば世界の仕組みもわかってくる。
2019年製作

漫画『チワワちゃん』を実写化。東京の街を失疾走する吉田志織が愛しい。

誰もが見知らぬ者同士とは大人だけの世界だと感じていた。しかし若者同士も自らの素性を積極的に明かさない。その理由は会ってないような者。東京の街を舞台に出会った若者たちの“パーティー”みたいな日々を激しいビートを斬新な映像で綴った東京ムービー。疾走するまで、消えてしまうまで青春を燃え尽きたい。
2019年製作

近日公開作品 20190118時点

『二階堂家物語』 1月25日(金)全国公開  奈良を舞台にした映画。イラン人のアイダ・パナハンデ監督。何とエグゼクティブ・プロデューサーに河瀬直美さんと来た。新年早々、1番の楽しみだ。 『サスペリア』 1月25日(金)全国公開 小さい頃観た...
2019年製作

『運び屋』(116分/米/2018) 予告

原題 『THE MULE』 クリント・イーストウッドの新作が待ち遠しい。90歳の老人が麻薬の運び屋を請け負う。その理由とは?家族は?それは仕事なのか? 予告で観たイーストウッドには“死臭”を感じた。死臭が運ばれくる気がした。  クリント・イ...
2019年製作

『この道』は平和を願う平成最後の映画と言える。ネタバレ、感想、評価

この映画は反戦映画の名作になるだろう。平成最後にこの平和を願う映画に出会えたことを嬉しくたまらない。『この道』は明日の道でもある。白秋と山田が友情を築く場面は秀逸だ。この二人によって数々の童謡が日本を明るくしたことは言うまでもない。二人はいつまでも平和を願った。その気持ちだけはいつまでも未来に伝えたいと思っている。
2019年製作

『暁に祈れ』(117分/英仏合作/2017)

原題 『 A Prayer Before Dawn』 イギリスから来た青年が、タイでドラッグに溺れ沈没して刑務所にぶち込まれる。凶悪犯罪者の囲まれ、生き抜いていくための手段として用いたのは“拳”だった 最近、ドラッグや酒に溺れる映画が多いが...
2019年製作

『私は、マリア・カラス』(114分/仏/2017)

原題 『Maria by Callas』 全身芸術家、マリア・カラス。生涯芸術家、マリア・カラス。完璧しか許されなかった芸術家。 マリア・カラスは孤独だったのか?あの満願の笑みの裏側に“不幸が似合う女”の顔が見え隠れする  マリア・カラスの...
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