映画『ドライブ・マイ・カー』ネタバレ・あらすじ「濱口竜介vs村上春樹でカンヌ4冠受賞!」感想「西島秀俊vs三浦透子」結末「“振動として観る”映画」

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 映画『ドライブ・マイ・カー』ネタバレ・あらすじ「濱口竜介vs村上春樹でカンヌ4冠受賞!」感想「西島秀俊vs三浦透子」結末「“振動として観る”映画」2021年製作

映画『ドライブ・マイ・カー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

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『ドライブ・マイ・カー』
(2021年製作/179分/PG12/日本)

【監督】
濱口竜介
【原作】村上春樹【脚本】濱口竜介 大江崇允【製作代表】中西一雄 定井勇二【共同製作】川村岬 松下幸生 奥村景二 中部嘉人 鈴木仁行 久保田修 五老剛【プロデューサー】山本晃久【アソシエイトプロデューサー】近藤多聞【撮影】四宮秀俊【照明】高井大樹【録音】伊豆田廉明【美術】徐賢先【装飾】加々本麻未【スタイリスト】纐纈春樹【ヘアメイク】市川温子【編集】
山崎梓【音楽】石橋英子【監督補】渡辺直樹 大江崇允【助監督】川井隼人 久保田博紀【リレコーディングミキサー】野村みき【VFXスーパーバイザー】小坂一順【制作担当】中川聡子
【出演】
西島秀俊 三浦透子 霧島れいか パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子 岡田将生
【HPサイト】
映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイト
【予告映像】
映画『ドライブ・マイ・カー』トレーラー

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映画『ドライブ・マイ・カー』のオススメ度は?

5.0

超オススメです

驚異の才能は濱口竜介監督

西島秀俊さんの優しさが伝わる

三浦透子の新しい才能を「応援したい」

霧島れいかさんの「声」が身体に宿っている

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映画『ドライブ・マイ・カー』の作品情報・概要

『ドライブ・マイ・カー』英題『Drive My Car』濱口竜介監督・脚本作品(映画『スパイの妻 劇場版』)。第74回「カンヌ国際映画祭」コンペティション部門へ正式出品。脚本賞、国際映画批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞、AFCAE賞を受賞。主演は西島秀俊(映画『奥様は、取り扱い注意』や映画『空母いぶき』や映画『風立ちぬ』)、三浦透子(映画『天気の子』)、霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン、ペリー・ディゾン 、アン・フィテ 、安部聡子、岡田将生(映画『さんかく窓の外側は夜』)出演。原作は村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編「ドライブ・マイ・カー」を主軸に「シェラザード」と「木野」の要素を盛り込んで脚本を執筆している。さらにロシアの作家アントン・チェーホフの戯曲『ワーニャ伯父さん』とフランスの劇作家サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』 を練りこんでいる。撮影監督は四宮秀俊(映画『人数の町』や映画『さよなら くちびる』)、音楽は石橋英子。

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映画『ドライブ・マイ・カー』のあらすじ・ネタバレ

演出家の家福悠介(西島秀俊) は妻で脚本家(元女優)家福音(霧島れいか)と東京都内のマンションで暮らしている。 悠介は演劇、音はテレビドラマの脚本家として大きな仕事をしている。しかし二人の創作活動は独特であった。悠介と音のセックスはただ単に愛し合うだけではなく、互いの創作物の生成の源泉でもあるのだ。音はセックスの最中、まるで何かが憑依したかのように物語を吐き出す。悠介はそれを一言漏らさぬように記憶する。そして翌朝、音は自分が話したことを悠介から聞き取り、メモにして脚本を執筆するのだ。ロシアへのワークショップの招待状が届き成田へ向かうが、順延となり、自宅マンションへ戻る悠介はショックを覚える。音がわかい男優・高槻耕史(岡田将生)と情事に浸っている光景を目撃してしまう。そして数日後、音は心筋梗塞で死んでしまう。喪失感を抱えて3年の月日が流れる。広島で行われる演劇に招待される悠介。ドライバーとして現れた渡利みさき(三浦透子) 。彼女が運転する車でそれぞれの人生が錯綜し始める。

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映画『ドライブ・マイ・カー』の感想・内容

「ドライブ・マイ・カー」は 村上春樹原作の短編小説

「大迫力の映画」です。圧倒され続けます。身体全体に訴えかけてきます。です。言葉が「振動として」体の中に染み込んで来るのです。この映画は観ているわたしたちを映画の中へ誘ってくれるのです。いち観客として鑑賞しているとか、冷めた目で傍観していると言う気持ちにはなりませんでした。間違いなく「映画の中へ」連れて行ってくれました。そういった意味では心から感謝しています。

間違いなくわたしたちはスクリーンの中の舞台に立っていました。舞台の端っこではありません。真正面です。主演の西島秀俊さんの真正面に立たせてくれました。こんな映画体験は未だかつてありません。いや一本だけあります。青山真治監督の『ユリイカ』です。

「ドライブ・マイ・カー」カンヌで見事脚本賞受賞!

大迫力の映画と書きましたが、よくありがちなアクションに溢れた派手なものではありません。とても静かで淡々と物語が紡がれて行くのです。大仰な演技や大きな声を出すセリフ回しは一切ありません。それでも迫力があるのです。「大迫力」なのです。心身全体に伝わってくるのです。「振動として」伝わってくるのです。衝撃的です。映画を観ている間、わたしの体の中をアドレナリはずっと駆け巡っているのです。「ゆっくり」です。とてもゆっくりとアドレナリンが体中を駆け巡っています。ドーパミンではありません。四肢の先端までジワジワと「振動」となって伝わって行くのです。そして細胞がひとつひとつ弾けて行く心地良さを経験できるのです。

映画全体に「神々しい雰囲気」を与えた理由は、浜口監督の本読みである『浜口メソッド』の効果なのでしょう。本映画『ドライブ・マイ・カー』の中でも演劇をやる際の本読みの場面に描かれています。濱口監督は映画撮影に入る前に同じように本読みを行うそうです。できるだけ感情を表さず、ただ淡々と、棒読みのような感じでセリフを読み合わせるのです。

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映画『ドライブ・マイ・カー』の考察・評価

「ドライブ・マイ・カー」の車は赤いサーブ(saab)原作は黄色

そして本番ではある程度自由に演技してもらうと言う手法です。これは絶大な効果を発揮します。役者たちがテキストを自分の心の奥底まで浸透させて、自分の言葉にするのです。また他の役者たちのセリフも心の中に埋め込むことも目的としています。「心に聞け」と言うのでしょうか。

「ドライブ・マイ・カー」撮影監督は四宮秀俊さん

映画を観ていると、彼らの話す言葉が本当の真実のみを話していると感じます。ですから聞き入ってしまうのです。そして、一語一句を聞き漏らさないように集中してしまいます。集中させると言う事は時間を忘れます。時間を忘れるということは夢中になるということです。そしてあっという間の3時間に繋がるのです。何と言う演出なのでしょうか!恐ろしい才能です。

本映画を観ていて思い出されたのは小津安二郎監督です。小津監督の脚本のセリフには全く無駄がありません。余分な情報はすべてはぎ落とされています。そして役者たちは淡々と喋っているのです。同様に一言も漏らさぬよう聞き耳を立てての鑑賞になります。小津、濱口監督の両者とも「言葉が綺麗」なのです。音楽でも聴いているかのように聞き入ってしまうのです。

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映画『ドライブ・マイ・カー』の結末

「ドライブ・マイ・カー」音楽は石橋英子さん

浜口監督の書いた言葉たちは、役者さんたちの発するで、とても美しく、とてもなめらかに、「振動という生きもの」としてわたしの体にも心にも、そして魂の中に染み込んできました。今でも言葉”“”“振動たちが体の隅々で生きています。本映画『ドライブ・マイ・カー』はわたしのこれから歩む人生において、「血と骨」となって大きな役割をもたらすような気がします。

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映画『ドライブ・マイ・カー』のキャストについて

家福悠介(西島秀俊)
渡利みさき(三浦透子)
家福音(霧島れいか)
イ・ユナ(パク・ユリム)
コン・ユンス(ジン・デヨン)
ジャニス・チャン(ソニア・ユアン)
ペリー・ディゾン
アン・フィテ
柚原(安部聡子)
高槻耕史(岡田将生)

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まとめ 映画『ドライブ・マイ・カー』一言で言うと!

「こんなに素晴らしい映画にはそうそう出会えない」

感服です。大満足映画です。あと「10回は観たい」と思っています。

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映画『ドライブ・マイ・カー』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
濱口竜介
原作
村上春樹
脚本
濱口竜介 大江崇允
製作代表
中西一雄 定井勇二
共同製作
川村岬 松下幸生 奥村景二 中部嘉人 鈴木仁行 久保田修 五老剛
プロデューサー
山本晃久
アソシエイトプロデューサー
近藤多聞
撮影
四宮秀俊
照明
高井大樹
録音
伊豆田廉明
美術
徐賢先
装飾
加々本麻未
スタイリスト
纐纈春樹
ヘアメイク
市川温子
編集
山崎梓
音楽
石橋英子
監督補
渡辺直樹 大江崇允
助監督
川井隼人 久保田博紀
リレコーディングミキサー
野村みき
VFXスーパーバイザー
小坂一順
制作担当
中川聡子
家福悠介(西島秀俊)
渡利みさき(三浦透子)
家福音(霧島れいか)
イ・ユナ(パク・ユリム)
コン・ユンス(ジン・デヨン)
ジャニス・チャン(ソニア・ユアン)
ペリー・ディゾン
アン・フィテ
柚原(安部聡子)
高槻耕史(岡田将生)
2021年製作/179分/PG12/日本
配給:ビターズ・エンド

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