映画『シャイニング』ネタバレ・あらすじ。キューブリックが映画人の尊敬を集めるのは挑戦魂が貪欲だったから。誰もキューブリックの真似はできない

映画『シャイニング』ネタバレ・あらすじ。キューブリックが映画人の尊敬を集めるのは挑戦魂が貪欲だったから。誰もキューブリックの真似はできないお茶の間映画館

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The Shining from Shining (1980)
Home Video Trailer from Warner Home Video
4K ULTRA HD【予告】『シャイニング』10.30リリース

『シャイニング』(119分/アメリカ/1980年)
原題『The Shining』

【監督】
スタンリー・キューブリック
【製作】
スタンリー・キューブリック
【出演】
ジャック・ニコルソン
シェリー・デュバル
ダニー・ロイド
スキャットマン・クローザース
 

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映画『シャイニング』のオススメ度は?

4

4つです。

絶叫するばかりがホラーではありません。

ホラーに芸術を持ち込みました。

シンメトリーの構図が恐ろしさを助長させます。

友だち、恋人、子どもと観るとさらに恐怖が増すでしょう。

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映画『シャイニング』の作品概要

『シャイニング』(The Shining)は、1980年に制作されたホラー映画。スタンリー・キューブリック監督作品。スティーヴン・キング原作の同名小説の映画化。モダンホラー映画と言われる。キューブリックに対してキングが異議を唱えたことでも有名。

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映画『シャイニング』のあらすじ・ネタバレ

ジャックという男とその家族が冬季になると閉鎖するホテルの管理の仕事を任される。ジャックは教師の仕事を辞めて小説家を目指している。ホテルの管理の仕事は楽だし、人とも会うこともない、その間に小説を書き上げるという算段だ。しかし息子ダニーには秘密があった。

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映画『シャイニング』の感想・評価・内容・結末

間違いなく映画史上名作中の名作です。スタンリー・キューブリック監督は映画をやっている人たちにとっては神に近いほどの存在です。もちろん、黒澤、ゴダールも世界中の映画製作者にとっては憧れの存在ではありますが、キューブリックは特別すぎるほどがつくほど異端です。

例えば新手の映画監督が登場すると「ああ、小津っぽいなあ」とか「タランティーノの影響受けている」とかわかるものです。でもはっきりとキューブリックの影響を受けたと思わせる監督には中々出会えないのです。たぶん彼らはキューブリックを目指すのですが、到底足元に及ばないのです。真似しようと思ってもできないのです。それがキューブリックの一番の特徴だと言えるのです。言うなれば他の追随を絶対に許さないのです。

アメリカ人の友人が言っていました。「キューブリックのすごいところは常に誰もやっていないことに挑戦していたこと」これを聞くと新しいことが好きな人というイメージを持つ人もいますが、そうではありません。「テーマ性」です。いち早く原子爆弾を愛する異常な人物とか、戦争と暴力とか、いじめ問題とか。あげたらキリがありません。キューブリックの作品を観ていると不快な気持ちになることが多くあります。その不快感こそがファンにとっては快感なのです。

さて、本作『シャイニング』についてお話ししますが、正直申し上げてとてもわかりにくい作品です。おそらく一回の鑑賞だけでは理解できないと思います。ですから録画して何度も観ていただく方がいいと思います。あるいはDVD、ブルーレイを購入するのがベストでしょう。

まずこの映画はモダンホラーと言われるジャンルを作り出しました。単なるホラー映画は絶叫したり、血まみれの暴力シーンで展開するイメージを払拭しています。とにかく映像が美しいのです。その特徴にシンメトリーの映像とステディカム撮影が挙げられます。シンメトリーは左右対称の構図のことです。キューブリックはとってもこだわっています。この一見、ピシッと左右対称になっている映像を見ると背筋をまっすぐにしたくなりますが、この対称が崩れた時の恐怖感は絶大なる効果を上げています。バランスが崩れた時の恐怖ってわかるでしょうか?日常生活で毎日ルーティンを守って暮らすことはとても良いことですが、何かの拍子でそれが出来なかった時って対処に困ることがあります。

わたしの知り合いで朝は必ず神棚でお参りをする習慣があり、その日は大雨で避難情報が出ていたためお参りができなかった日がありました。避難所にいる時は何やら落ち着かなくて自宅に戻ろうとさえ考えたほどです。その1日は調子が悪く生きた心地がしなかったと言っていました(生きた心地がしなかった理由は大雨のせいですが、彼は神様にお参りしなかったからだと言っていました)

このシンメトリーの構図が一瞬崩れて、またシンメトリーの繰り返しが観ている者には安心感と不快感と恐怖感を与えているのです。それと当時では画期的な発明と言われるステディカムを用いて撮影です。ステディカムとは三脚に取り付けるのではなく、キャメラマンの体に取り付けます。しかも手ブレ感がありません。今では当たり前になっている技術ですが、当時の映画撮影ではほとんど三脚を用いての撮影でしたから映画製作者たちは、この映像美に驚愕したのも無理はありません。

このステディカムの映像がもたらす心理的な影響も計り知れないと言われています。揺れない映像、それはわたしたちのリアルなそのものなのです。実際にその現場にいる気持ちにさせるのです。キューブリックの世界に入っていくのです。これが更なる恐怖感をもたらします。特にダニーがホテル内を三輪車で走る場面を後ろからステディカムで追いかけます。観ている方も一緒に気持ちよく進みます。すると突然、目の前に双子の姉妹が、、、です。恐ろしいです。もう一つ、雪の中の場面です。逃げる奥さんとダニー。それが怖い怖いです。

この映画の原作はスティーブン・キングです。キングはキューブリックのことをもう批判しています。自身で映画化したほどキューブリックを嫌っています。キューブリックが死んだ今でも世界中で本映画『シャイニング』の考察と論争が続いています。そんな映画を作るのはキューブリックだけでしょう。それすら偉大なのです。

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映画『シャイニング』(1980年製作/119分/アメリカ) NHK BSプレミアム

11月25日(月)午後9時00分〜11時01分

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まとめ 映画『シャイニング』一言で言うと!

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映画『シャイニング』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
スタンリー・キューブリック
製作
スタンリー・キューブリック
製作総指揮
ヤン・ハーラン
原作
スティーブン・キング
脚本
スタンリー・キューブリック ダイアン・ジョンソン
撮影
ジョン・オルコット
美術
ロイ・ウォーカー
衣装
ミレーナ・カノネロ
編集
レイ・ラブジョイ
音楽
ベラ・バートック クシシュトフ・ペンデレツキ ウェンディ・カーロス レイチェル・エルカインド ジョルジュ・リゲティ
ジャック・ニコルソン
シェリー・デュバル
ダニー・ロイド
スキャットマン・クローザース
バリー・ネルソン
フィリップ・ストーン
ジョー・ターケル
アン・ジャクソン
トニー・バートン
1980年製作/119分/アメリカ
原題:The Shining
配給:ワーナー・ブラザース映画