映画『マトリックス レザレクションズ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『マトリックス レザレクションズ』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
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『マトリックス レザレクションズ』
2021年製作/148分/G/アメリカ
原題:The Matrix Resurrections
配給:ワーナー・ブラザース映画
【監督】
ラナ・ウォシャウスキー
【製作】ジェームズ・マクティーグ ラナ・ウォシャウスキー グラント・ヒル【製作総指揮】ギャレット・グラント テリー・ニーダム マイケル・サルベン カリン・ウォシャウスキー ジェシー・アーマン ブルース・バーマン【キャラクター創造】ラナ・ウォシャウスキー リリー・ウォシャウスキー【脚本】ラナ・ウォシャウスキー デビッド・ミッチェル アレクサンダル・ヘモン【製作】ダニエレ・マッサチェージ ジョン・トール【美術】ヒュー・ベイトアップ ピーター・ウォーポル【衣装】リンジー・ピュー【編集】ジョセフ・ジェット・サリー【音楽】ジョニー・クリメック トム・ティクバ【視覚効果監修】ダン・グラス
【出演】
キアヌ・リーブス キャリー=アン・モス ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世 ジョナサン・グロフ ジェシカ・ヘンウィック トニール・パトリック・ハリス プリヤンカー・チョープラー・ジョナス ジェイダ・ピンケット・スミス クリスティーナ・リッチ テルマ・ホプキンス エレンディラ・イバラ トビー・オンウメール マックス・リーメルト ブライアン・J・スミス ランベール・ウィルソン ダニエル・バーンハード アンドリュー・コールドウェル チャド・スタエルスキ
映画『マトリックス レザレクションズ』外部リンク
【HPサイト】
映画『マトリックス レザレクションズ』公式サイト
【予告映像】
映画『マトリックス レザレクションズ』トレーラー
映画『マトリックス レザレクションズ』 Rotten Tomatoesサイト
映画『マトリックス レザレクションズ』のオススメ度は?
星4つです
ラナ・ウォシャウスキー監督の苦悩が見える
「コメディ」かもしれない
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映画『マトリックス レザレクションズ』の作品情報・概要
『マトリックス レザレクションズ』原題『The Matrix Resurrections』ラナ・ウォシャウスキーが製作・監督・共同脚本作品。2021年公開のアメリカのSFアクション映画。映画「マトリックス」シリーズの第4作目。キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ランベール・ウィルソン(映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』や映画『パリに見出されたピアニスト』)、ダニエル・バーンハード、ジョナサン・グロフ(映画『アナと雪の女王2』映画『アナと雪の女王』)、ジェシカ・ヘンウィック(映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』)、トニール・パトリック・ハリス、プリヤンカー・チョープラー・ジョナス、ジェイダ・ピンケット・スミス、クリスティーナ・リッチ、テルマ・ホプキンスらが出演。性転換したラナ・ウォシャウスキー監督の葛藤・苦悩を乗り越えて、完成した映画。
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映画『マトリックス レザレクションズ』のあらすじ・ネタバレ
映画『マトリックス レザレクションズ』のあらすじ:起
トリニティーがエージェントと戦うワンシーンを見ていたバッグスは、不正な侵入がバレたことでその場から逃走。
彼女は死んだはずのネオが生きていると信じて仮想空間を探していましたが、意図せずしてモーフィアスと出会います。
その頃、ネオはゲーム会社で「マトリックス」というソフトを開発し、有名人となっていました。彼は仮想世界の中で人生を送り、そこを現実だと思っているのですが…。
時折、ゲームの内容が自身の体験だったかのように思われ、ビルの屋上から飛ぼうとすることもあったのです。
セラピーのアナリストの元に通って青いピルを処方される中、トリニティーそっくりの女性「ティファニー」に惹かれる日々を送っていると、モーフィアスとバッグスが現れてネオを目覚めさせます。
映画『マトリックス レザレクションズ』のあらすじ:承
ネオは赤いピルを飲んで仮想世界のことを認識。
敵に追われつつも現実に戻って彼の身体が入っていたポッドから覚醒すると、もう一つのポッドにトリニティーの姿があったのです。
最愛の彼女を助けたいと考え、ネオはバッグスと彼女の仲間たちと共に再び仮想世界へ向かいました。
すると、仮想世界で目覚めたスミスが放浪者を連れて襲ってきたことで、ネオはスミスと一騎打ち。
力の解放に成功してその場を脱し、ネオはトリニティーに会って現実の話をしようとします。
そこにアナリスト現れて時間を止めつつ、彼だけは悠々としながら仮想世界のためにネオたちを助けた経緯を語りました。
ネオの死後、ポッドで身体を再生させて彼のエネルギーを制御するためにトリニティーも側に置いた…。
仮想世界を維持すべく、トリニティーに手を出して欲しくなければネオに再び戻って来るよう言いました。
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映画『マトリックス レザレクションズ』のあらすじ:転
ネオはいったん現実に戻り、バッグスに連れられて「アイオ」の将軍の元へ。
将軍は人々が暮らしていた「ザイオン」が滅びた後、この地を統率して守っていました。
バッグスが勝手な行動をとったことを叱咤し、船長の権限をはく奪。
ネオは将軍から前に世話になったモーフィアスのその後や彼女の思想を聞いて、ネオが仮想世界で勝手なことをすれば、アイオに危険が及ぼされる可能性がある…。
それでもネオは再びバッグスたちの協力を得て仮想世界へ向かいます。
映画『マトリックス レザレクションズ』のあらすじ:結
ネオはトリニティーを現実に戻るよう説得しますが、アナリストが先手を打って彼女の家族に危機が迫っていると知らせます。
トリニティーは仮想世界の家族を選びそうになりますが、ネオと共に行くことを決意。
すると、アナリストは周囲の人間を操った「ボット」を使って襲わせ、時間も止めるのです。
そこにスミスが現れてアナリストを止めました。動けるようになったネオとトリニティはバイクで都市を走り、多くのボットに襲われつつもビルの屋上へ。
ヘリコプターが襲ってきたことでネオは攻撃を回避しつつ、意を決してトリニティーとビルから飛び降りると、彼女も空を飛べることに驚きます。
2人はアナリストの元に行って復活させたことの礼と、不当に扱ったことに対する報復を済ませて旅立ちました。
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映画『マトリックス レザレクションズ』の感想・内容
序盤でシリーズの1作目『マトリックス』の再現のようなシーンがあったり、その他のシリーズ作品のカットを挟んだりするのが見どころでしたね。
そして、ネオがゲームの内容だと思っていたストーリーが自身の体験そのものだったと気付くまでの葛藤も凄かったです。
ゲーム会社で働いて、会議や打ち合わせを重ねるのですがネオはずっと悩みを抱えているような面持ちをし続ける…。
そんな彼を見ていると、これまでの作品の出来事が現実に起きたものではなかったのかもと思わされます。
最初はモーフィアスに声を掛けられるネオが彼を信じず、社内で銃を持った者たちに襲われて危機に陥るのにもハラハラさせられました。
その後、バッグスの説得で現実に引き戻されますが、1作目のシーンを映す演出が多かったのも良かったですね。
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映画『マトリックス レザレクションズ』の考察・評価
その後、モーフィアスと共に戦い方の訓練をするシーンでは、美しい湖の景色が素敵な和室で一対一で戦うのも見ものです。
拳を合わせ、強力な一撃を繰り出す両者をシルエットで映すという演出も粋だなと思いました。
また、ネオがスミスと対峙する際のアクションも過去作品を習って作り上げた感じが良かったですね。
スミスが止めどなくパンチを連発したり、ネオはコンクリートを破壊するほどの力を解放したりと目が離せませんでした。
今作で真新しかったのは、アナリストの能力でしょう。
時間を止めたり、かなりのスローにして銃弾だけゆっくり動くように見せたりする一方で、アナリストだけは悠々と動くのがおもしろかったです。
ネオですら抵抗できない中、最後のシーンではスミスがアナリストをボコボコにするのには笑ってしまいました。
スミスは仕方なくネオと協力関係になってしまったと言いますが、これまでの関係性を考えると意外な展開だったなと思います。
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映画『マトリックス レザレクションズ』の結末
過去作品で登場したサティーがネオに協力してくれたり、電話に変わって鏡を通じて世界を行き来したりするのも見どころでしたね。
シリーズを通して見ることで演出の違いを比べられるのも楽しみとなる中、これまでのネオとトリニティの関係性を意識しつつ第2の人生を歩むことになる二人を見届けられるのが良いなと思いました。
最後のトリニティが仮想世界を見渡した際に、夜明けに照らされる都市の景観に感動している姿も心に残り、世界の素晴らしさも身に沁みます。
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映画『マトリックス レザレクションズ』のキャストについて
ネオ/トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)
トリニティー/ティファニー(キャリー=アン・モス)
モーフィアス(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)
スミス(ジョナサン・グロフ)
バッグス(ジェシカ・ヘンウィック)
アナリス(トニール・パトリック・ハリス)
サティー(プリヤンカー・チョープラー・ジョナス)
ナイオビ(ジェイダ・ピンケット・スミス)
グウィン(クリスティーナ・リッチ)
テルマ・ホプキンス
レクシー(エレンディラ・イバラ)
セコイア(トビー・オンウメール)
シェパード(マックス・リーメルト)
バーグ(ブライアン・J・スミス)
メロビンジアン(ランベール・ウィルソン)
エージェント・ジョンソン(ダニエル・バーンハード)
ジュード(アンドリュー・コールドウェル)
チャド(チャド・スタエルスキ)
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まとめ 映画『マトリックス レザレクションズ』一言で言うと!
「“同窓会”って感じで、懐かしい気持ちになった」
やっぱり映画スターも歳をとって、昔のような輝きは失せてしまうのかあっと。当たり前ですが、ちょっと寂しい気持ちになりました。同窓会へ行ったような気持ちになりました。
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スター・ウオーズシリーズ一番の人気作品と言われています。
映画『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』
シリーズ一番の問題作です。でも観ておくべき!
映画『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』
スカイ・ウォーカーファミリーの物語が終わります
映画『マトリックス レザレクションズ』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ラナ・ウォシャウスキー
製作
ジェームズ・マクティーグ ラナ・ウォシャウスキー グラント・ヒル
製作総指揮
ギャレット・グラント テリー・ニーダム マイケル・サルベン カリン・ウォシャウスキー ジェシー・アーマン ブルース・バーマン
キャラクター創造
ラナ・ウォシャウスキー リリー・ウォシャウスキー
脚本
ラナ・ウォシャウスキー デビッド・ミッチェル アレクサンダル・ヘモン
撮影
ダニエレ・マッサチェージ ジョン・トール
美術
ヒュー・ベイトアップ ピーター・ウォーポル
衣装
リンジー・ピュー
編集
ジョセフ・ジェット・サリー
音楽
ジョニー・クリメック トム・ティクバ
視覚効果監修
ダン・グラス
ネオ/トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)
トリニティー/ティファニー(キャリー=アン・モス)
モーフィアス(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)
スミス(ジョナサン・グロフ)
バッグス(ジェシカ・ヘンウィック)
アナリス(トニール・パトリック・ハリス)
サティー(プリヤンカー・チョープラー・ジョナス)
ナイオビ(ジェイダ・ピンケット・スミス)
グウィン(クリスティーナ・リッチ)
テルマ・ホプキンス
レクシー(エレンディラ・イバラ)
セコイア(トビー・オンウメール)
シェパード(マックス・リーメルト)
バーグ(ブライアン・J・スミス)
メロビンジアン(ランベール・ウィルソン)
エージェント・ジョンソン(ダニエル・バーンハード)
ジュード(アンドリュー・コールドウェル)
チャド(チャド・スタエルスキ)
2021年製作/148分/G/アメリカ
原題:The Matrix Resurrections
配給:ワーナー・ブラザース映画