人類の歴史で、「性別」は長い間「男女」のみが認められてきました。しかし近年、性別は数十種類にも分かれて表すようになってきました。それは「性的指向」と「性自認」が整理されて、一番「自分に近い性別」を選択できるようになってきました。これはとても歓迎できる社会と言えます。
かつては同性愛は差別・偏見に包まれていましたが、いまでは正々堂々と同性と付き合うこともできますし、結婚も可能な社会が訪れようとしています。もちろん、日本はまだまだですが、世界では同性同士の夫婦は当たり前になる時代が来ています。
映画においてはLGBTQをテーマした作品は古くからありました。しかし2000年代に入ってから、顕著に多くなってきました。それが世界の潮流となった証ですし、やっぱり映画は弱い立場の人たちを応援する最高のメディアであると言えます。