映画『ライブリポート』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『ライブリポート』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『ライブリポート』
(99分/G/イギリス・アメリカ合作/2019)
原題『Line of Duty』
【監督】
スティーブン・C・ミラー
【脚本】
ジェレミー・ドライスデール
【製作】
マイルズ・ネステル クレイグ・チャップマン スキップ・ウィリアムソン マーティン・スプロック クリストファー・タフィン ルネー・タブ ティファニー・ストーン スコット・ラステティ
【出演】
アーロン・エッカート
コートニー・イートン
ジェシカ・ルー
ベン・マッケンジー
ディナ・メイヤー
ジャンカルロ・エスポジート
【HPサイト】
映画『ライブリポート』公式サイト
【予告映像】
映画『ライブリポート』トレーラー
映画『ライブリポート』のオススメ度は?
星2つです
ストレス発散?になると思います
コートニー・イートンは可愛いです
ツッコミところ満載が映画なのです
映画『ライブリポート』の作品情報・概要
『ライブリポート』原題『Line of Duty』2019年制作のイギリス・アメリカ合衆国のクライム・スリラー映画。アーロン・エッカート主演・製作総指揮。コートニー・イートン、ディナ・メイヤー共演。犯罪を追いかける警察官が犯人逮捕までを“生配信”で放送するで女性ジャーナリトの姿を描いている。
映画『ライブリポート』のあらすじ・ネタバレ
ペニー(アーロン・エッカート)は警察官。街角の警備が主な仕事。かつては犯罪捜査の一線で活躍していたが今は閑職。無線で事件の知らせが、、、。本来の警備を無視して犯人を追いかけて射殺してしまう。しかしその犯人は同僚警官の娘の誘拐犯の一味であることが判明。人質に取られている少女は「64分」で溺死してしまう。自身のミスを取り返すためにペニーは単独捜査に乗り出す。そして大手に属さないジャーナリスト志望のエイヴァ(コートニー・イートン)が密着取材し生配信レポートを世界に送る。
映画『ライブリポート』の感想・内容
やっぱりアメリカの映画産業はすごいです。「ハリウッドはすごい」と改めて感じさせた映画です。いやあ、何がって言われると、、、、。たぶん、本映画『ライブリポート』はシャレで作っているのではないでしょうか。失礼。というのはハリウッドの場合、超大作と一緒に抱き合わせって企画を通すとこもあるので、何かの大作に若手のフィルムメーカーにチャンスを与えるべく製作された感が満載なんですよ。でも配給を調べるとサバン・キャピタル・グループ (Saban Capital Group.Inc)となっています。投資グループです。言っちゃ悪いですが、B級映画に投資しています。
新しいホラー映画のジャンル「フェスティバル・スリラー」誕生
最高責任者はハイム・サバン。実業家です。ユダヤ系アメリカ人です。めっちゃお金持ちです。しかも慈善家です。これで謎が解けました。アメリカの大金持ちは社会にお金を還元しないとコテンパンに叩かれます。ですからサバン・キャピタル・グループは慈善的な意味合いも込めて映画に投資していると思います。本映画『ライブリポート』のアーロン・エッカートは主演と製作総指揮を担当しています。おそらく「ハイム・サバンさん、私の映画に投資してくれませんか?」と頬ずりして作っちゃったのではないでしょうか。でもそれが実現できるアメリカってやっぱりすごいですよ。文化・芸術を積極的に応援していくという姿勢に教養の高さを感じます。さらにちゃんとしたビジネスプランを構築する志もあります。
サバン・キャピタル・グループは今後、アジアに力を入れていくと書かれています。日本史上も意識していると思いますが、やはり中国13億人の市場を狙っているのでしょう。それが成功するか否かは今秋のアメリカ大統領選の結果に大きく左右されると思います。なぜならハイム・サバン氏は生え抜きの民主党支持者です。特く懇意にしていたのはクリントン。ですから前回のアメリカ大統領の選挙でヒラリー・クリントンを応援し、敗北したことは痛手になっているでしょう。もうひとつ、スタッフの製作・製作総指揮者数の人数を見てください。多すぎます。たぶん「俺の名前クレジットしておいて」的なノリだと思います。名前がクレジットされと自慢できます。
キューブリックは偉大なり!
映画『ライブリポート』の結末・評価
さて、映画の話に戻ります。正直申し上げて「良いところ」を探すのに苦労します。主演のペニー演じるアーロン・エッカートがずっと走っているのが素晴らしいです。アーロンは1968年生まれですから現在51歳です。50歳を超えてあれだけ走ることができる俳優はトム・クルーズしかいないでしょう。アーロンは若干お腹が出ていますが、警察官の制服がビシッと決まっていますから良しとしましょう。それからエイヴァ演じるコートニー・イートンが可愛いことですかね。モデル上がりだけにスタイル抜群で、姿勢が良いです。もちろんとっても美形。今後はどういう方向に進むかわかりませんが、オーストラリア出身ということなのでニコール・キッドマンあたりを目指して欲しいところです。
キューブリックとキングをうまく、、、、まとめた?
ごめんなさい。映画は生配信をテーマにしています。誘拐事件が発生して犯人から動画が送られてきます。身代金を払わないと「64分」で少女は溺死すると。少女の父親は警察官です。警察官の友だちがペニー(アーロン・エッカート) です。ペニーは単独で救出に当たります。本当に単独です。それを追いかけるのが動画配信でバズって人肌上げようと企むエイヴァ(コートニー・イートン) です。ペニーに密着してカメラを回し続けます。一緒に走ったり、車で暴走したり、犯人と格闘したりします。もうめちゃくちゃです。カメラはDJIのオズマですが、あれだけブレていると見ている方が気持ち悪くなります。しかもジャーナリスト志望と言いながら、カメラを回していない箇所があります。普通、ジャーナリストであるならカメラがスタートしたのなら絶対にオフにしませんし、構え続けます。ちょっとそこが甘いです。
青春ホラー映画の金字塔間違いなし!
さて、結局、薬局ではありませんが、ハッピーエンドにもつれ込んで終わります。このハッピーエンド感はさすがハリウッドです。今までとんでもない事件が起きているのに、音響と音楽をベタ漬けにして、さらに大群衆を集めての感動へと導くのです。この集団心理を使った演出に「ああ、良かった」と思ってしまうのです。でも映画館を後にする頃には「この映画、なんだったんだ?」となります。でも「おわりよければすべて良し」理論でいけば最後の5分でオッケーとするしかないです。
映画『ライブリポート』のキャストについて
ペニー(アーロン・エッカート)
エイヴァ(コートニー・イートン)
まとめ 映画『ライブリポート』一言で言うと!
「さすがハリウッド」
おそらく本映画『ライブリポート』の制作費は20億円は下らないと思います。カーチェイス場面も凝っていますし、クラッシュしています。ビルも燃やしています。このB級映画にこれだけの予算を投入できる「太っ腹」に感動を覚えました。
合わせて観たい映画
【ホラー&サスペンス映画オススメ】
映画『ミッドサマー』
新しいジャンル“フェスティバル・スリラー”誕生です
映画『透明人間』
姿も形も見えない恐ろしさってどんな感じだろうか?
映画『ルース・エドガー』
なんとも言えない「あと味」が残る映画です
映画『サイコ (1960年の映画)』
サスペンスの神様と言ったらヒッチコックです
映画『ナイチンゲール』
人種・女性差別を楽しむゲスな人間がいました
映画『ダーティーハリー』
「サイコパスって?」を世界に広めた映画
映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
レイプと殺人を楽しむクソ野郎です
映画『テッド・バンディ』
テッド・バンディ無くしてサイコパスは語れません
映画『私の知らないわたしの素顔』
ビノシュの妖艶さが恐ろしさを増長させます
映画『ライブリポート』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
スティーブン・C・ミラー
製作
マイルズ・ネステル クレイグ・チャップマン スキップ・ウィリアムソン マーティン・スプロック クリストファー・タフィン ルネー・タブ ティファニー・ストーン スコット・ラステティ
製作総指揮
アーロン・エッカート リサ・ウィルソン スティーブン・エメリー アダム・ゴールドワーム ライアン・ジョンソン サイモン・ウィリアムズ クリステル・コナン ジェームズ・スウォーブリック フィル・ハント コンプトン・ロス ウィリアム・V・ブロミリー シャナン・ベッカー ジョナサン・サバ ネス・サバン
脚本
ジェレミー・ドライスデール
撮影
ブランドン・コックス
美術
ニコ・ビランボングス
衣装
クリッター・ピアース
編集
スタン・サルファス
音楽
ザ・ニュートン・ブラザーズ
ペニー(アーロン・エッカート)
エイヴァ(コートニー・イートン)
ジェシカ・ルー
ベン・マッケンジー
ディナ・メイヤー
ジャンカルロ・エスポジート
2019年製作/99分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:Line of Duty
配給:ギャガ・プラス