映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
(116分/PG12/アメリカ/1985)
原題『Back to the Future』
【監督】
ロバート・ゼメキス
【脚本】
ボブ・ゲイル ロバート・ゼメキス
【製作】
ボブ・ゲイル ニール・キャントン
【出演】
マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
リー・トンプソン
クリスピン・グローバー
トーマス・F・ウィルソン
クローディア・ウェルズ
【HPサイト】
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』IMDbサイト
【予告映像】
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』トレーラー
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』日本テレビ 金曜ロードSHOW!2020.6月12日 よる9時~10時54分放送
2020.6月12日 よる9時~10時54分放送
なんとマーティーが帰ってきます。金曜ロードSHOW!です。家族全員で楽しみましょう!
来週も再来週も放送されます。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは「夢」と「希望」を確実に与えてくれます
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオススメ度は?
星3つ半
誰でも楽しめます
何も考えずに観ましょう!
時間を大切に生きましょう!
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の作品情報・概要
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』原題『Back to the Future』1985年のアメリカ映画。SF映画。本作の大ヒットを受けて2、3シリーズ化される。監督はロバート・ゼメキス。主演のマイケル・J・フォックスは本作で世界的大スターの仲間入りを果たす。同年のアカデミー賞では音響効果賞を受賞。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のあらすじ・ネタバレ
マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)はヒルバレーに住んでいる。トヨタのハイラックスが欲しい、彼女が欲しい、ロックをやりたいという普通の高校生。でもマーティには年上の科学者ドク(クリストファー・ロイド )という友達がいた。ドクは変わり者であるため町の人も敬遠しがちだ。しかしマーティだけはドクのスタジオに通っている。ドクの誘いでデロリアンを改造したタイムマシンの実験に行くことに。しかし肝心のドグは殺されてしまう。マーティはデロリアンのアクセルを踏み込む。たどり着いた先は1955年のヒルバレー。つまり30年も過去の世界だった。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の感想・内容
スピルバーグは製作総指揮、ロバート・ゼメキス監督作品
1985年に公開され世界中で大ヒットした映画です。当時の興行収入の記録を塗り替えました。
この作品の主人公のマイケル・J・フォックスはあっという間に世界の大スターへと駆け上がりました。
本映画の監督は誰?と尋ねると多くの人は「スピルバーグ」と答えますが、ロバート・ゼメキスなのです。スピルバーグは製作総指揮です。
この辺は混同しないようにしましょう。
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オープニングの時計が意味するものは?
さて、本映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は何度見ても面白い作品であり、新たな発見に出会います。
オープニングが良いです。“時計の音”から始まり。秒針です。
今ではデジタル時計ばかりであまり見られなくなりましたが、本映画において時計というアイテムはとても重要なものです。
なぜならば「タイムトリップ」するからです。時間を超えて展開する物語だからこそ、オープニングで秒針の音への敬意を表しているのではないでしょうか。
日本経済が世界を席巻していた時代
さらに当時の世界の経済情勢がわかります。
マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)がドク(ドクター・エメット・L・ブラウン)クリストファー・ロイドの家に入って秒針、そしてテレビの画面から流れてきたニュースが「トヨタの決算」を伝えるものです。
さらにマーティーの欲しい車がトヨタのハイラックスです。つまりこの時の日本経済は世界を席巻していた証拠です。もうバブルへ真っしぐらなのです。
ただタイムマシンとして使用されたのはデロリアンでした。正式車名はDMC-12です。
デロリアンを世に送り出したジョン・デロリアン
デロリアン無くしてこの映画はありえない
このデロリアン無くして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズはあり得ません。カッコイイ車です。
いま映画で観ても独特のデザインです。
本年、このデロリアンを作った人物の映画『ジョン・デロリアン』が公開されましたが、あまりにも数奇な運命だったので絶句してしまいました。
この名車デロリアンが生まれた背景から生産中止に至るまで如実に描かれていましたが「まさか」の連続でした。
ですから逆にロバート・ゼメキス監督に対して「よくぞ、デロリアンを採用してくれた」と拍手を送ったほどです。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の結末・評価
単純な物語だからヒットした
さて、映画の話をします。物語は簡単です。「マーティーとドクが未来へ行ったり過去へ行ったりすることで、てんやわんやする」話です。
その時間軸の中でどんな人間成長物語があるのかといえば、特にありません。
マーティーがタイムトラベルを経験したことで「人生の目的」を見つけるとか「真の愛」に出会うなどは一切ありません。
そんなメッセージ性は必要ないのです。だからこそ世界中の人々の心を掴んだのです。
スピルバーグとイーストウッドがタッグを組むと無敵です
何も考えないで観ることができる名作
映画は単純な方がヒットするのです。
映画において愛や友情や人生とは何か、などと突きつけられると楽しめません。お説教を受けるために映画を観に行くのではありませんから。
その点、製作のスピルバーグがお客の気持ちを理解していたからこそ、最高のエンターテイメント作品に仕上げることを可能にしたのでしょう。
ロバート・ゼメキスは見事な演出で世界的な映画監督になりました。先にも書きましたが、とにかく面白いです。何も考えずに観ることができます。
終始ドタバタしていますが、尺が116分と短いので集中できます。子どもから大人まで一緒に楽しめるでしょう。
ただ黒人や日本人の描き方に問題があると思います。
本映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はほとんど白人目線で描かれています。登場する黒人はウエイターと黒人バンドくらい。
しかもチャック・ベリーは人の曲をパクったかのようなイメージを与えているところが微妙。
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金曜ロードSHOW!2で映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』オープニングカットについて
6月12日にテレビ 金曜ロードSHOW!で放送された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオープニングシーンがほぼカットされたことが波紋を呼んでいます。
映画の冒頭は一番大切な場面です。映画の「顔」であるからです。それが全てカットされてしまう理由はなんだったのか憶測を呼んでいます。
以下、噂です。
1、スポンサー問題
2、プルトニウム問題
1は映画の中で「トヨタの決算」「トヨタのハイラックス」という言葉が出てきます。トヨタは言わずと知れた日本が誇る世界的自動車メーカーです。ですからトヨタ側の希望からカットされたのかもしれません。もしくは 金曜ロードSHOW!のスポンサー側からの意向かもしれません。
2はとてもデリケートです。プルトニウムは原子力発電ならびに原子力爆弾で用いるものです。あのように簡単に盗まれて、放置されては、、、。と危惧したのかもしれません。
また日本は2011年の大地震、大津波、そして福島原発爆発以降、原発関係、プルトニウム関係にはとても敏感です。
心に大きな傷を抱えている人もいます。また政府としても「触らぬものに祟りなし」状態なのでカットされたという意見もあります。
しかしながら映画は自由表現ですから、できるものならノーカットで放送して欲しいです。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のキャストについて
マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)
ドク(ドクター・エメット・L・ブラウン)クリストファー・ロイド
ロレイン・マクフライ(ロレイン・ベインズ)リー・トンプソン
ジョージ・ダグラス・マクフライ(クリスピン・グローバー)
ビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)
まとめ 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』一言で言うと!
「もし時間旅行ができたなら」
タイムマシンという乗り物は絶対に作ることは出来ないと言われています。それは時間は絶えず前へ前へ進むからです。松明に火をつけて燃やすのと同じです。松明を燃える前に戻すことは出来ません。でも本映画のように夢物語で友だちと語り合うのは素晴らしい時間を共有できます。これも一つの時間旅行と言えるでしょう。
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【ロバート・ゼメキス監督作品】
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映画『マーウェン』
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ロバート・ゼメキス
製作
ボブ・ゲイル ニール・キャントン
製作総指揮
スティーブン・スピルバーグ フランク・マーシャル キャスリーン・ケネディ
脚本
ボブ・ゲイル ロバート・ゼメキス
撮影
ディーン・カンディ
美術
ローレンス・G・ポール
編集
アーサー・シュミット ハリー・ケラミダス
音楽
アラン・シルベストリ
マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)
ドク(ドクター・エメット・L・ブラウン)クリストファー・ロイド
ロレイン・マクフライ(ロレイン・ベインズ)リー・トンプソン
ジョージ・ダグラス・マクフライ(クリスピン・グローバー)
ビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)
ジェニファー・ジェーン・パーカー(クローディア・ウェルズ)
デイヴ・マクフライ(マーク・マクルーア)
リンダ・マクフライ(ウェンディ・ジョー・スパーバー)
ジョージ・ディセンゾ
ジェームズ・トルカン
J・J・コーエン
ケイシー・シーマツコ
ビリー・ゼイン
ハリー・ウォーターズ・Jr.
リサ・フリーマン
クリステン・カウフマン
エルサ・レイブン
ウィル・ヘア
アイビー・ベスーン
ヒューイ・ルイス
1985年製作/116分/PG12/アメリカ
原題:Back to the Future
配給:UIP