2020年12月鑑賞映画全リスト(劇場公開・動画配信・DVD)

2020 12月鑑賞映画全リスト(劇場公開・動画配信・DVD) 2020年製作
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  1. 『滑走路』(2020年製作/120分/PG12/日本)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  2. 『ボルケーノ・パーク』(2019年製作/94分/G/中国)原題:天火 Skyfire 
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  3. 『ザ・プロム』(2020年製作/132分/G/アメリカ)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  4. 『アンダードッグ 前編』(2020年製作/131分/R15+/日本)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  5. 『アンダードッグ 後編』(2020年製作/145分/R15+/日本)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  6. 『ホモ・サピエンスの涙』(2019年製作/76分/G/スウェーデン・ドイツ・ノルウェー合作)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  7. 『NETFLIX 世界征服の野望』(2019年製作/104分/G/アメリカ)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  8. 『ハッピー・オールド・イヤー』(2019年製作/113分/G/タイ)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  9. 『脳天パラダイス』(2020年製作/95分/R15+/日本)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  10. 『声優夫婦の甘くない生活』(2019年製作/88分/G/イスラエル)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
      1. フェリーニと言ったら『道』です
  11. 『また、あなたとブッククラブで』(2018年製作/104分/G/アメリカ)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  12. 『エイブのキッチンストーリー』( 2019年製作/85分/PG12/アメリカ・ブラジル合作)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  13. 『燃ゆる女の肖像』(2019年製作/122分/PG12/フランス)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  14. 『ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢』( 2020年製作/114分/G/アメリカ・イギリス合作)
    1. 【解説】
    2. 【感想】
  15. 『約束のネバーランド』(2020年製作/118分/G/日本)
  16. 『私をくいとめて』(2020年製作/133分/G/日本)
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  17. 『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(2020年製作/91分/G/アメリカ)
  18. 『風の谷のナウシカ』(1984年製作/116分/日本)
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  19. 『マイ・フェア・レディ』(1964年製作/173分/アメリカ)
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  20. 『ウエスト・サイド物語』(1961年製作/151分/G/アメリカ)
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  21. 『ホタル』(2001年製作/114分/日本)
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  22. 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(120分/G/日本/2018)
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  23. 『プリティ・ウーマン』(1990年製作/119分/アメリカ)
      1. 『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!
  24. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

『滑走路』(2020年製作/120分/PG12/日本)

配給:KADOKAWA
監督:大庭功睦
脚本:桑村さや香

【解説】

歌人・萩原真一郎のデビュー作品であり、遺作となった『歌集 滑走路』をモチーフにNHKと埼玉県が共同出資するSKIPシティと角川大映スタジオによる共同制作によって映画化された。

【感想】

とても素晴らしい映画でした。「イジメ問題」や「非正規社員」を切り捨てる日本社会の残酷さを具に描いていたと思います。また仕事と出産、そして低収入によって左右される出産の選択に悩む「女性としての生き方」もうまく盛り込んでいました。本映画『滑走路』を観て「イジメは絶対にいけない」「心の傷は消えない」ことを改めて感じました。誰もが明るい未来を期待して生きています。目の前に広がる滑走路から翔け上がるためにどう生きて行くのかを考えさせられました。

『運だぜ!アート』激アツ評論へG0!

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『ボルケーノ・パーク』(2019年製作/94分/G/中国)原題:天火 Skyfire 

配給:KADOKAWA
監督:サイモン・ウェスト

【解説】

中国製パニックアクション映画です。監督のサイモン・ウェストは「コン・エアー」「トゥームレイダー」「エクスペンダブルズ2」をハリウッドで手がけてきたベテランです。物語は単純です。自然の力を軽んじた起業家が火山活動が見られる島・「天火島」をリゾート化してお金儲けを企みますが、火山が大噴火しててんやわんやするお話です。

【感想】

物語には特に特筆すべきものはありません。リゾート開発した島・「天火島」の火山が大爆発して、観光客の多くが死にます。大噴火の最中に仲違いしていた親娘の交流が復活して、「真の親娘」を取り戻します。見所は何と言っても「CG」につきます。グリーンバックで撮影してからの合成ですが、ハリウッドに負けず劣らずの出来です。灼熱の溶岩と荒れ狂う炎に目を奪われます。DJI製のドローンが何度も登場します。多くの死傷者が出たのにも関わらず、最後はハッピーエンドとなります。それはそれで映画の基本中の基本ですからオッケーとしましょう。

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『ザ・プロム』(2020年製作/132分/G/アメリカ)

原題:The Prom
監督:ライアン・マーフィ
脚本:ボブ・マーティン チャド・ベゲリン

【解説】

Netflixオリジナルのミュージカル映画として2020年12月11日から配信。劇場では12月4日から公開されている。メリル・ストリープとニコール・キッドマンの共演で話題を呼んでいる。人気の舞台俳優二人が復活をかけて奮闘する物語。LGBTQ問題をうまく盛り合わせてとても楽しいミュージカル映画に仕上げている。

【感想】

Netflixの勢いは留まるところを知りません。アメリカの多くの俳優たちは老舗の映画スタジオから動画配信に重きを置く製作会社へ活動の場を広げていいます。本映画『ザ・プロム』は何と言っても大女優・メリル・ストリープとニコール・キッドマンの共演でしょう。しかもミュージカル映画です。ストリープは『プラダを着た悪魔』(06)『マンマ・ミーア!』(08)などミュージカルとコメディの相性はバッチリです。キッドマンも『ムーラン・ルージュ』(01)で熱演済み。映画は終始華やかな雰囲気満載です。現実にはあり得ないような「歌と踊り」の世界が繰り広げられますが、それが映画なのでオッケーでしょう。こういう行き先がわからない時代だからこそ「歌って踊って明るい」映画を観て楽しむべきだと感じました。

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『アンダードッグ 前編』(2020年製作/131分/R15+/日本)

配給:東映ビデオ
監督:武正晴
脚本:足立紳

【解説】

『百円の恋』で女性ボクサーを描き賞賛された武正晴監督が、森山未來、北村匠海、勝地涼をキャストに迎えボクシング映画を製作。三者三様の生い立ちを背景に「どうしてボクシングをするのか」から「何を求めているのか」をセリフを頼らずに肉体を用いた戦いを通して描いている。

【感想】

森山未來くんという人間のストイックさが目に付いた映画です。もともと、身体表現には定評のある森山未來くんですが、ボクサーの体を見事に作り上げています。クランクインする前に相当な特訓をしたことがわかります。変わって北村匠海くんと勝地涼くんは多忙だったのでしょうか、体はボクサー体型には至っていない印象を受けました。ただ物語はとても現代的です。かつてのボクシング映画は「貧乏から脱出したい」とか「世界チャンピオンになりたい」などが多かったと思いますが、本映画『アンダードッグ 前編』は3人の男たちのバックグランドがきっちり描かれています。養護院育ち、毒親育ち、親の七光りなどです。そしてそれぞれのプライベートでは愛する女性の存在も登場します。3人とも社会的には「ダメっぷり」を前面に出しています。そんな彼らがリングで果敢に戦う場面は必見です。特に有名俳優の息子である勝地涼くんの戦いには胸が締め付けられました。

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『アンダードッグ 後編』(2020年製作/145分/R15+/日本)

配給:東映ビデオ
監督:武正晴
脚本:足立紳

【解説】

『アンダードッグ 前編』の後編。前編の勝地涼くんはボクシングをしません。主に森本未来くんと北村匠海くんを中心に描かれています。末永晃(森本未来)は“かませ犬”としてボクシングを続けています。でも力はありません。大村龍太(北村匠海)がボクシング始め、末永につきまとう理由も明らかになります。大村のボクシングセンスは高く、世界へ届くと期待されていますが、過去の因縁からボクシング生命に危機に陥ります。しかし復帰を目指し、大村の切望で末永との一戦が組まれます。

【感想】

森本未来くん演じる末永晃の栄光と挫折を描きながらも、瀧内公美演じる風俗嬢・明美と肉体関係を持ちながら、別居中の妻子と寄りを戻そうとする「だらしなさ」が笑えます。人間ってそんなもんでしょ!って感じました。大村龍太演じる北村匠海くんの躍動感が素晴らしい。伸び盛りの俳優だと感じました。そして何と言っても佳子演じる水川あさみさんは本当に良い役者だと感じました。

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『ホモ・サピエンスの涙』(2019年製作/76分/G/スウェーデン・ドイツ・ノルウェー合作)

原題:About Endlessness
配給:ビターズ・エンド
監督・脚本:ロイ・アンダーソン
撮影:ゲルゲイ・パロス

【解説】

スウェーデンの奇才ロイ・アンダーソン監督作品。2019年・第76回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。本年度最高の芸術映画と言われています。アンダーソン監督の構図・色彩・美術への造詣に深さが遺憾無く発揮されています。ため息が出るほど美しいです。しかしどことなく悲しい雰囲気が盛り込まれています。映画を志す人は必見です。

【感想】

全33シーンをワンシーンワンカットで撮影しています。一編一編にはちゃんとしたメッセージがあります。やはりヨーロッパの人々はいまだにナチスドイツの幻影に悩まされていることに驚きの念を覚えます。スウェーデンはかつてナチスに対して協力的な姿勢だったこと描かれています。美しい映像の中で悲劇を描くとそれはとても強い印象を残します。本映画『ホモ・サピエンスの涙』という邦題はどうなんでしょうか?原題の『About Endlessness』を強引に訳すと「終わりなきnessについて」となってしまいますが、もっとわかりやすい邦題の方が良いと思いました。

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『NETFLIX 世界征服の野望』(2019年製作/104分/G/アメリカ)

原題:Netflix vs. the World
配給:TOCANA
監督:ショーン・コーセン
脚本:ジーナ・キーティング

【解説】

いまや世界の動画配信サイトとして不動の地位を確立している「Netflix(ネットフリックス)」の成り立ちをドキュメンタリーとして描いている。創業初期から現在に至るまでの格闘と苦悩、そして挑戦の数々をかつての社員やライバル会社であったブロックバスターの元従業員たちが赤裸々に、しかも愛情たっぷりに語っている。

【感想】

本映画『NETFLIX 世界征服の野望』はとても面白かったです。是非とも鑑賞をお勧めします。映像表現的にはごく一般的な手法です。インタビューを中心に進められています。ただしテンポが良いので観入ってしまいます。もちろん登場する人物が魅力的なのが大きいです。中でも初代CEOのマーク・ランドルフの語りが面白いので惹きつけられました。本映画『NETFLIX 世界征服の野望』を観るとやはり「アメリカは挑戦すれば成功する」を体現させてくれると実感しました。そして彼らは前進の歩みを止めません。絶えず突き進んでいく姿勢こそが成功の鍵なのだろうと納得させてくれました。

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『ハッピー・オールド・イヤー』(2019年製作/113分/G/タイ)

原題:Happy Old Year
配給:ザジフィルムズ、マクザム
監督・脚本:ナワポン・タムロンラタナリット

【解説】

ナワポン・タムロンラタナリット監督作『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』で衝撃的な演技を披露したチュティモン・ジョンジャルーンスックジンを再び主演に迎えて製作。タイ版の断捨離物語と言える。身の回りに溢れたモノを捨てることで「何かを得る」こともある。モノを捨てることすべてが良いことではないことも描写している。

【感想】

とても面白い映画だと思います。日本発の断捨離文化がタイではどのように浸透しているかがわかりました。近藤麻理恵さんの影響力に驚きました。「ときめかなければ捨てる」という発想でどんどん捨てていきますが、中には捨てられないモノがあることに気がつきます。多くの人が経験することではないでしょうか。思い出の品物って確かに捨てられないと思いますが、ずっと持っていても何も役に立たないのです。わかっていても、その品物を見ると「懐かしい日々」を回想してしまいますが、それは建設的な感情ではないことが多いです。モノを捨てることで「明日から新しい自分が始まる」のであればそうしたいです。でもわたし自身は依存度も高い性格なので、まだミニマルなライフスタイルにはたどり着けそうもありません。

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『脳天パラダイス』(2020年製作/95分/R15+/日本)

配給:TOCANA
監督:山本政志
脚本:金子鈴幸 山本政志

【解説】

『ロビンソンの庭』『闇のカーニバル』の山本政志監督の最新作です。先祖からの財産を食い潰した一家が引越し作業をする中で起きるハイテンションムービーです。やけくそムービーと言っても良いでしょう。父の破産、母の浮気などをポジティブに描いています。集まってくる人たちもはちゃめちゃな人ばかりです。いまコロナ禍に包まれている現状で、本映画『脳天パラダイス』を観ると「一緒に狂いたい」気持ちになってきます。確かに悲劇の近くにパラダイスはあると感じさせてくれる映画です。

【感想】

とても面白い映画です。山本政志監督らしいです。「トンガっています」久しぶりに山本監督の作品を観てとても気持ち良かったです。近年、これくらいはちゃめちゃな映画ってないくらい楽しい作品でした。物語はあるようでないと思われそうですが、「しっかりとあります」この引越しパーティーってとてもモノ悲しいのです。家族が崩壊してしまい、これからどこへ行くのか不安でしょうがないと思います。ですから脳天からパラダイスを作るしかないのです。気持ちがわかります。思いっきり「ハッチャケたい」のです。最高な映画でした。

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『声優夫婦の甘くない生活』(2019年製作/88分/G/イスラエル)

原題:Golden Voices
配給:ロングライド
監督:エフゲニー・ルーマン
脚本:ジブ・ベルコビッチ エフゲニー・ルーマン

【解説】

大国ソ連崩壊によってイスラエルに移住してきたユダヤ系の声優夫婦の物語。旧共産圏のソ連では有名であったが、西側諸国では全くの無名。移住して再び声優の仕事を目指すが、世の中そんなに甘くない。妻はテレホンセックスの仕事で売れっ子になる。夫は映画の声優をやっていたというプライドがある。

【感想】

とても面白い映画でした。かつて存在していた東西冷戦時代の名残も感じました。ソ連からイスラエルに降り立った二人が初めて西側諸国を見る眼差しが印象的です。旧共産国家であったソ連では有名な声優でありましたが、西側では全くの無名です。彼らの目の前に広がる不安は途方もなく大きいです。「映画が好きだ」「フェリーニが好きだ」という気持ちが伝わってきました。また1990年に始まったイラクのクウェート侵攻から、湾岸戦争へ続く過程もうまく織り交ぜていたのが秀逸です。

フェリーニと言ったら『道』です

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『また、あなたとブッククラブで』(2018年製作/104分/G/アメリカ)

原題:Book Club
配給:キノフィルムズ
監督:ビル・ホールダーマン
脚本:ビル・ホールダーマン エリン・シムズ

【解説】

ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンらが共演しています。大女優ばかりです。歳をとった女性たちも「まだまだ恋愛したい」という気持ちを前面に出しています。「セックス」の話が多いです。

【感想】

物語的には仲良しな四人の女性たちが読書会を楽しむ形で進んでいきますが、実際は「エロトーク」が大好きな女性たちってイメージです。年齢的は60歳後半の4人の女性たちです。夫を亡くしていたり、離婚していたり、夫と夜の性生活がなかったりと悩み事が多いです。彼女たちを再び精力的にさせたのが一冊の本でした。イギリスの人気官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」です。これを読んでから彼女たちの中で何かが弾けます。わたし的にはもっと中身のある映画だと思っていました。ちょっと残念です。

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『エイブのキッチンストーリー』( 2019年製作/85分/PG12/アメリカ・ブラジル合作)

原題:Abe
配給:ポニーキャニオン
監督:フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ
脚本: ラミース・イサック ジェイコブ・カデル

【解説】

イスラエル人の母とパレスチナ人の父との間に生まれた少年の悩みと解決を描いた作品。料理を通してユダヤ系とイスラム系とのコミュニケーションを図ろうと格闘する。

【感想】

エイブ(ノア・シュナップ)は12歳。料理が得意。彼の悩みは自分の出自が複雑なこと。宗教が絡むとさらに問題が複雑化する。母方の祖父と父方の祖父母が絶えず対立してしまう。将来的にユダヤ教徒になるかイスラム教徒になるかでもめています。ただこれは非常に繊細なテーマを扱っており、リアリティに欠けています。実際はユダヤ教徒とイスラム教徒が結婚するということはほぼ皆無だと言われています。本映画『エイブのキッチンストーリー』を観て思い出すのは『あなたの名前を呼べたなら』です。ロヘナ・ゲラ監督も「絶対にありえない話」と言っていました。

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『燃ゆる女の肖像』(2019年製作/122分/PG12/フランス)

原題:Portrait de la jeune fille en feu
配給:ギャガ
監督・脚本:セリーヌ・シアマ

【解説】

2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞したラブストーリー。18世紀フランスを舞台に女性同士の恋愛を描いている。上流階級の娘がお見合いのための肖像画を女流画家に依頼。二人は密かに愛し合う。

【感想】

とても美しい映画です。いまやLGBTQに関する映画が全盛と言われていますが、本映画『燃ゆる女の肖像』は女性同士の恋愛を描く作品ではとても芸術的に描かれています。セリーヌ・シアマ監督の女性への愛が溢れていると感じました。撮影も照明も美術もすべてが素晴らしいと思いました。

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『ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢』( 2020年製作/114分/G/アメリカ・イギリス合作)

原題:The High Note
配給:東宝東和
監督:ニーシャ・ガナトラ
脚本:フローラ・グリーソン

【解説】

ダコタ・ジョンソンとトレイシー・エリス・ロスを主軸に描いたロマンティック・コメディ映画。ダコタの両親は俳優のドン・ジョンソンと女優メラニー・グリフィス、トレイシーの母やダイアナ・ロスという七光り映画である。『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイとメリル・ストリープの関係を彷彿させる物語。一応、恋愛要素も入れている。

【感想】

「ウーン」と首を捻ってしまう映画でした。かつて一世風靡した歌手が復活を目指し、彼女をサポートする女性アシスタントの物語だと思っていました。その中には葛藤や挫折に陥り、それでも再起を誓って挑戦することの大切さを描いているのだろうなあと、、、。しかしそれは皆無でした。恋愛要素を入れ込みすぎたため復活した姿に同調できませんでした。主演男優のケルヴィン・ハリソン・Jrの歌声だけは本物と感じました。

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『約束のネバーランド』(2020年製作/118分/G/日本)

配給:東宝
監督:平川雄一朗
脚本:後藤法子

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『私をくいとめて』(2020年製作/133分/G/日本)

配給:日活
監督:大九明子
脚本:大九明子

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『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(2020年製作/91分/G/アメリカ)

原題:Bill & Ted Face the Music
配給:ファントム・フィルム
監督:ディーン・パリソット
脚本:クリス・マシスン エド・ソロモン

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『風の谷のナウシカ』(1984年製作/116分/日本)

配給:東映
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿

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『マイ・フェア・レディ』(1964年製作/173分/アメリカ)

原題:My Fair Lady
配給:ワーナー・ブラザース
監督:ジョージ・キューカー

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『ウエスト・サイド物語』(1961年製作/151分/G/アメリカ)

原題:West Side Story
配給:ユナイテッド・アーティスツ
監督:ロバート・ワイズ

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『ホタル』(2001年製作/114分/日本)

配給:東映
監督:降旗康男

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映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(120分/G/日本/2018)

配給:松竹
監督:前田哲
脚本:橋本裕志

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『プリティ・ウーマン』(1990年製作/119分/アメリカ)

原題:Pretty Woman
配給:ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ ワーナー・ブラザース
監督:ゲイリー・マーシャル

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