【ネタバレ考察】映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』あらすじ・結末『IT』『ジョーカー』を越えた理由・今年一番の感動&ヒット作品

2019年製作
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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』公式サイト
「すみっコぐらし」のアニメ映画第3弾が公開決定!2023年11月全国ロードショー! #映画すみっコぐらし

『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(65/日本/2019

【監督】
まんきゅう
【ナレーション】
井ノ原快彦
本上まなみ
【主題歌】
原田知世

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  1. 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のオススメ度は?
  2. 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の作品概要
  3. 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のあらすじ・ネタバレ
  4. 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の感想・評価・内容・結末
    1. まさかの初登場2位、『ジョーカー』負ける
    2. “すみっこ”が好きだから『すみっコぐらし』って安直さが良い
    3. わずか数年で“すみっコぐらし”は巨大なマーケットを作り出した
    4. 先入観なしで観に行こう!
  5. 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』上映館はイオンシネマ
    1. イオングループ全協力の映画だったのか
    2. 予想通り“ヤンママ”軍団に囲まれました
    3. こんなにほのぼのと映画を観たのは久しぶりです
    4. 物語には新しい発見はありません
    5. わたし、アニメを“断捨離”したくなりました
  6. 井ノ原快彦さんと本上まなみさんが『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のヒットを支えた
    1. 好感度の高い二人のナレーション
  7. 『ジョーカー』『IT』が『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』に負けた理由
  8. 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』登場キャラの紹介と整理
  9. まとめ 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』一言で言うと!
  10. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  11. 合わせて観たい映画
    1. 【今年大ビットした映画】
      1. 映画『ジョーカー』
      2. 映画『IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
      3. 映画「天気の子」
  12. 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の作品情報

映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のオススメ度は?

星、いっぱいです。

わかりません。

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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の作品概要

サンエックス株式会社の大人気キャラクター「すみっコぐらし」を映画化。すみっコを好む個性的なキャラクターたちが、不思議な絵本の中で繰り広げる大冒険を描く。

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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のあらすじ・ネタバレ

喫茶すみっこに集まってほっこりしていたら、地下室から何やら物音が、、、。恐る恐る行ってみると絵本の中に入ってしまって、さあ大変。

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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の感想・評価・内容・結末

まさかの初登場2位、『ジョーカー』負ける

わたしの映画人生において先週、衝撃的なニュースが届きました。毎週、わたしは映画ドットコムのランキングをチェックしています。

大抵はわたしの予想通りの結果が出ます。しかしながら先週のランキングには驚いてしまったのです。

1位は『ターミネーター』2位は『IT』、まあこれは順当です。で、3位は『ジョーカー』が来るもんだと思っていたのにまさかの『すみっコぐらし』なるものでした。

「なんだあ、これはぁ~?」と叫ばずには入られませんでした。

しかも今週はもっとすごい。

1位は『ターミネーター』

2位『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』

3位『IT』なのです。これは一体どうなっているのだ~。

“すみっこ”が好きだから『すみっコぐらし』って安直さが良い

みなさん知ってますか?『すみっコぐらし』って?わたし、何とくなく覚えているというか、3、4年前に姪っ子とある文具店に行った時、彼女が熱心に買い集めていました。

彼女は当時8歳でした。「ああ、やっぱり女の子はこういうの好きなんだなあ」と微笑ましてく見ていました。

一応、彼女に「すみっコぐらし」って何?と聞いたら「ちょっと照れ屋で部屋の隅っことかが好きな子たち」と教えてくれました。

でも、その文具店のカウンターのど真ん中で、つまりすみっこではなく、グッズは売れているという人気商品でした。

ここが矛盾する!

彼らは“すみっこ”に置かれて売られたいのでは?

わずか数年で“すみっコぐらし”は巨大なマーケットを作り出した

それから月日は流れました。なんと今や映画になっているではないですか!

これって一体なんのなのでしょうか?わたしの頭の中は混乱状態です。

しかも映画ランキング3位を奪取。まさかの『ジョーカー』越えです。

大げさではありますが「おいおい、日本はどうなってしまうの、、、」と一抹の不安を覚えるのでした。

わたし、別に日本を背負うつもりはありませんが、日本映画界がこの様な子供騙しの映画がヒットするということで「終わってるこの国」「もはや日本は神に見捨てられた感」に包まれたのです。

でも、でもです。偏見はいけません!まだ観てもいないし、知りもしないことを否定してはいけません。

そうです、あの言葉を思い出してください。「百聞は一見に如かず」という先祖から伝わる素晴らしいことわざを!

わたしは未来は若者が作るものだと思っております。

常々「最近の若いもんは、、、」などと呟く大人にはなりたくありません。

「認めるのです」認めなければ文化も産業も発展しません。

そして「行くぞー」となったのです。

先入観なしで観に行こう!

もちろん、事前のリサーチなどしません。

ありのままの「すみっコぐらし」を観るためです。

奇しくも世界的な大ヒットした『アナと女王2』の宣伝ポスターが張り出さレテいます。

前作は「ありのままでー」と誰もが絶叫していました。今わたしはすみっコぐらしを「ありのままでー」観ようという気高い精神で挑んでいます。

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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』上映館はイオンシネマ

イオングループ全協力の映画だったのか

映画の上映はイオンシネマを中心にやっています。

はて?確か姪っ子に付き合って買い物したのはイオン店内の文具店だったことを思い出しました。

なるほど、この映画はイオングループ主導なのかとわかりました。

ちなみにわたしの家からイオンへ行くにはかなりのハードルがあるのです。

中流都市に住んでいるわたしは車を持っていません。

特に必要なくて大抵の用事は自転車で済ませられます。

しかしイオンの場合は郊外に大型の店舗があるとこが多く、自転車あるいは電車で行くことがなかなか難儀なのです。

でも、頑張りました。自転車で60分かけて行きました。

寒いし、しかも先日ぎっくり腰をやっていますから思いっきり疲れました。

予想通り“ヤンママ”軍団に囲まれました

で、映画館についてチケットを買いました。わたしは映画を観る時はほとんど最前列のスクリーンに向かってやや左側です。

席に座って後ろを振り返ると圧倒的なアウエー感があります。子連れが多いのです。ヤンママです。

わたしはバツあり人生、子無しでほぼ引きこもり人生です。もうこの時点で負い目を感じてしまいました。

こんなにほのぼのと映画を観たのは久しぶりです

後ろからは優しいママの声とキッズの笑い声が聞こえる中、映画は始まりました。

トップカットは何やら真ん中に光る玉見たいのがあってそこから何かがモゾモゾと出てきます。

以下に紹介したキャラクターがモゾモゾと出てきます。喫茶店に集まってきます。

それから地下室に行って絵本を広げるとそのキャラたちが絵本の中に入っていくのです。

これって『マジックツリーハウス』っぽくないか。

で、世界中にある童話やおとぎ話の中で「すみっこたち」が何やら活躍?するというものです。

「桃太郎」「マッチ売りの少女」「アラビアンナイト」「赤ずきん」「人魚姫」「アラビアンナイト」などなど。

なんか、ツッコミたいけれど後ろからのほのぼの感で突っ込めませんでした。

というか、日本のアニメも遂に世界の名作をモチーフにして映画を作る時代になったと考えましょう。

良く考えてください。アメリカのディズニーってオリジナルストーリーって本当に少ないですよね。

『アラビアン・ナイト』からの作品て多くないですか?『アラジン』『アリババ』など。その他『美女と野獣』『アナと雪の女王』なども世界の童話作家の原作を元にしています。

怖いのはディズニーが今後、日本の昔話を映画化することです。『桃太郎』も『猿カニ合戦』も『かぐや姫』もです。あるいは『平家物語』から『古事記』まで職種を伸ばすかもしれません。

そうならないように日本のアニメ作家は頑張って欲しいです。

それはそれでオッケーでしょう。でも日本のアニメ作家は真面目な人が多いからオリジナルにこだわっていたと思います。でもそんな必要はないでしょう。

世界のあちこちにある物語もモチーフに映画を撮ったほうがヒットすると思うのですよ。

それを今回、『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』がやってくれたのです。

これはすごいことですよ。

是非とも参考にして欲しいです。

物語には新しい発見はありません

正直、物語には新しいものはありません。

「パクリだろ」とツッコミを入れたくなりますが、そんなことを言ってはファミリーに嫌われます。

実際、映画の終わりになると後部席からすすり泣く声が聞こえてくるのです。

わたし、全く泣けません。子どもは別として大の大人が泣ける理由がわかりません。

「なぜ?なぜ?」と戸惑っているうちに現実世界に戻ってきます。あっという間の65分です。

わたし、アニメを“断捨離”したくなりました

わたし、もうアニメについていけません。想像力がないからでしょうか。

21世紀の新しい日本のアニメの誕生でしょうか。

わかりません。

ネット情報では「自分に似ているキャラに心惹かれる」とか「目立たなくてもちゃんと生きている」とか「ネガティブなところに共感する」などとあります。

「ごめんなさい、わたし、全くダメです」だからバツあり、子無し人生なのでしょう。

終演後、パンフレットを買って勉強しようと思いましたが、まさかの売り切れでした。しかもいつ再入荷するかわからないとのこと。うーん、もう一度、行こうか迷っています。

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井ノ原快彦さんと本上まなみさんが『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のヒットを支えた

好感度の高い二人のナレーション

井ノ原快彦さんと本上まなみさんが大ヒットを後押ししたことは間違い無いでしょう。

二人ともご結婚されて、幸せな過程を持っています。

新聞、雑誌を賑わすようなスキャンダルとは無縁です。

清潔感もあり聡明で、知性的です。

そして誠実で優しいイメージがあります。

特に井ノ原快彦さんはNHKの朝の番組で司会を長らく勤めたいました。

お茶の間のお母さんからの好感度は抜群に高いと思います。

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『ジョーカー』『IT』が『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』に負けた理由

なぜ、『ジョーカー』と『IT』が『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』に負けたのかわかってきました。

やっぱり日本人は“ほのぼの”したいのです。争いが嫌なのです。

誰かをやっつけたり、いじめたりするのに辟易としています。

ただでさえ、格差社会です。大人になれば否が応でもそういう社会に入ります。

でも子どもの時はそんなこと知りませんでした。幸せでした。懐かしいのです。

そして、『ジョーカー』のアーサーのように人に仕返しなどするより、仲の良い仲間とほっこりしたいのです。

また『IT』のように恐怖の連続にも疲れます。

ゆっくりとコタツにでも入って家族団欒したいのです。

つまりこの映画は疲れ果てている日本社会と日本人が求めている理想の社会の映し鏡なのです。だからこの映画はヒットしたのです。

日本人、もうそんなに働きたくないのです。

ゆっくり、ほのぼのと、ほっこりと暮らしたいのです

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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』登場キャラの紹介と整理

公式サイトより引用

【ひよこ 】
自分はひよこ?わからない。絵本の中でなかまをさがしている。
【しろくま 】
北からにげてきたさむがりでひとみしりのくま。
絵本にすいこまれたあとは
“マッチ売りの少女” の世界に。
はやくあったまりたい。
【ぺんぎん?】
自分はぺんぎん?自信がない。
自分さがし中。
絵本にすいこまれたあとは “アラビアンナイト” の世界に。
自分となやみが似たひよこ?を
ほっとけない。
【とんかつ 】
とんかつのはじっこ。のこりものなかまのえびふらいのしっぽとなかよし。
絵本にすいこまれたあとは “赤ずきん” の世界に。オオカミにはたべてもらえる…?
【ねこ】
はずかしがりやで気が弱く、よくすみっこをゆずってしまう。
絵本にすいこまれたあとは“桃太郎” の世界に。主役も鬼たいじも向いていないかも…。
【とかげ 】
じつは、きょうりゅうの生きのこり。にせものなかまのにせつむりとなかよし。
絵本にすいこまれたあとは“人魚姫” の世界に。もっとおよぎがとくいになったみたい。
【ふろしき】
しろくまのにもつ。 すみっこのばしょとりや さむいときに使われる。
【ざっそう】
いつかあこがれのお花屋さんでブーケにしてもらう!という夢を 持つポジティブな草。
【えびふらいのしっぽ 】
かたいから食べ残された。 とんかつとは こころつうじる友。
【たぴおか】
ミルクティーだけ先にのまれて吸いにくいから残されてしまった。
【ほこり】
すみっこによくたまる のうてんきなやつら。
【にせつむり 】
じつはからをかぶった なめくじ。 うそついてすみません…。
【まめマスター 】
この世で一番うまいとうわさのおいしいコーヒーをいれる。口数が少ない。
【おばけ】
屋根裏のすみっこにすんでいる。こわがられたくないのでひっそりとしている。おそうじ好き。
【ぺんぎん(本物)】
しろくまが北にいたころに出会ったともだち。とおい南からやってきて世界中を旅している。
【とかげ(本物)】
とかげのともだち。森でくらしている本物のとかげ。細かいことは気にしないのんきな性格。

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まとめ 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』一言で言うと!

「時代についていけないのを年のせいにしてはいけません」

年をとると新しいことを学ぼうとしません。挑戦もしません。自分の中に築いた価値観だけが世界と決めつけています。だから新しいものを拒絶し勉強しようとしません。いつまでも興味を持つことで円滑なコミュニケーションを築きます。

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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
まんきゅう
原作
サンエックス
脚本
角田貴志
美術監督
日野香諸里
ナレーション
井ノ原快彦 本上まなみ
主題歌
原田知世
2019年製作/65分/日本
配給:アスミック・エース

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