こちらからお読みください。『スター・ウォーズ』シリーズ全部をまとめて紹介しています。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』公式サイト並びにIMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(136分/G/アメリカ/2015)
原題『Star Wars: The Force Awakens』
【監督】
J・J・エイブラムス
【製作】
キャスリーン・ケネディ J・J・エイブラムス ブライアン・バーク
【出演】
デイジー・リドリー
ジョン・ボイエガ
オスカー・アイザック
アダム・ドライバー
ハリソン・フォード
マーク・ハミル
キャリー・フィッシャー
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のオススメ度は?
星3つ半です。
懐かしのハリソン・フォードにワクワクします。
宇宙戦争は花火のように綺麗です。
ジョン・ウイリアムズの音楽は最高です。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の作品概要
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』原題『Star Wars:The Force Awakens』は、2015年12月18日に公開されたアメリカ映画。監督 J・J・エイブラムス。配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のあらすじ・ネタバレ
最後のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーが姿を消している。彼の生存が悪の帝国軍にとっては脅威となっている。スカイウオーカーがいると思われる惑星の地図を入手しようとするが入手できない。スカイウオーカーの妹であるレイアも彼を探していた。当時にハン・ソロとの間にできた息子のカイロの行方も、、、。将来ジェダイになると思われるレイにはフォースがあり物語を引っ張っていく。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の感想・評価・内容・結末
映画が好きな人、あるいは映画を評論する人でもそれぞれの得手不得手のジャンルがあります。どうもSF映画が苦手だという評論家が多いのも事実です。しかも宇宙を舞台にした物語となると毛嫌いする人もいます(理由は多岐に渡りますが、眠たくなるというのがトップです)でもこのスター・ウオーズシリーズは絶対に抑えておくべき作品だと思います。映画の歴史に燦然と輝く名作であると共に単なる宇宙戦争の物語ではないからです。
一言で言って“家族の物語”なのです。この家族はスター・ウオーズの立案者でありシリーズ初期から監督を務めてきたジョージ・ルーカス自身の理想の物語が詰まっていると言って良いのです。さらにその先にはアメリカという国の歴史をも垣間見ることができるのです。アメリカ大陸を開拓したアメリカ人が宇宙開拓するのは必然の流れでしょう。故にスターウオーズの新作が公開されるとアメリカ全土で熱狂的なファンが押し寄せるのは偉大なる自国の物語と国家の権威を再認識できるからだと言われています。
さて、この『スター・ウォーズ フォースの覚醒』ですが、そんな難しく考えてはいけません。過去のシリーズを観直さなければいけないとプレッシャをお持ちの方もいるでしょうが、そんな必要なありません。もちろん過去シリーズを観ておけば一層わかりやすいですが、やはりスター・ウオーズが圧倒的に支持される理由の一つに「どのシリーズから観てもわかる」という構成と演出に尽きると思います。ですから安心して観てください。ただ観る前に簡単な説明を書きますので、それは抑えてください。
・ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が主人公です。
・悪役はカイロ・レン(アダム・ドライバー)で、ハン・ソロとレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)子供です。
・レイ(デイジー・リドリー)は新しいキャラで本作の主要人物です。
・フィン(ジョン・ボイエガ)は正義に目覚めます。
・レイとの恋の予感もあります。
・フォースとは超能力みたいなモノです。
・ジェダイとはフォースや剣(ライトセーバー)を使って戦う戦士のことです。
まず本映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』では懐かしい顔が登場します。ハン・ソロ演じるハリソン・フォードです。もうお馴染みです。初期シリーズのインパクトがあまりにも強かったせいか、多くの人はハリソン・フォード演じるハン・ソロが主人公だと思っている人もいますが違います。
ハン・ソロは一言で言ってしまえばその日暮らしを好み自由気ままな宇宙旅をして過ごすヒッピーみたいなものです。あちこちの惑星でギャンブルをして借金を重ねて過ごしていたところ、ひょんなことからルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナ兄妹とを助けることになります。そして悪の軍団と戦います。さらにレイアと恋に落ちて息子カイロ・レンをもうけます。その後、レイアとは別居して宇宙を旅していました。しかし今回二人は再会します。二人は息子に会うことを望んでいます。
息子のカイロ・レンがなぜ悪に魂を売ったのかは、祖父であるダース・ベイダーのカリスマ性に強い憧れを持っていたことにあります。カイロは叔父ルーク・スカイウォーカーからの訓練を受けて力をつけて行きました。ここで補足説明しますが、母レイアの兄がルーク・スカイウォーカーです。兄妹の父がダース・ベイダーです。ですからカイロにとってダース・ベイダーはおじいちゃんですね(でも会ったことはありません。カイロが生まれる前に叔父のルークが殺しています)また悪からの必要な勧誘もあり、両親から離れます。そして今は行方不明になっているルーク・スカイウォーカーを必死で探しています。目的は殺すことでしょう。なぜ叔父を殺すのかは宇宙征服をするためには邪魔な存在だからです。
本映画では新しいキャラのレイ(デイジー・リドリー)の今後の成長に期待が寄せられます。レイは幼い頃に両親と別れて廃棄物を集めて売買して生計を立てていました。とても貧しいのです。しかし運命は放っておきません。彼女には“フォース”(超能力みたいなもの)があったのです。それに少しづつ気がついて戦いに参加していきます。相棒になるのはフィン(ジョン・ボイエガ)です。彼らは最初は自分たちの使命など知りません。でも選ばれた者であると認識します。そこには人間成長の物語を感じます。
SF映画、宇宙映画はやたらと戦闘が多いので苦手という人もいますが、それは致し方ありません。漆黒の宇宙で繰り出される赤、青、黄色のレーザービームや大爆発に嫌悪感を抱く人もいますが、ここは夏の夜空に上がる“花火”を見ている気分と考えましょう。どちらが敵か味方なんて正直言って、わたしも区別がつきません。あまりにも宇宙船が多すぎます。でも結果的には勧善懲悪なので最後に残っていた方が正義となります。
そしてもう一つ、この映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に登場するキャラクターデザインを楽しみましょう。宇宙服もキラキラして綺麗ですが、ヘンテコな動物をモチーフにしたデザインが面白いです。日本のアニメや怪獣映画に見慣れている人にとっても新鮮ですl。わたしたち日本人と違う発想で作られてキャラクターデザインは本当に素晴らしい。スターウオーズの創始者のジョージ・ルーカスが大の日本好きだと公言していますから、キャラクターの源流には日本があることを想像すると嬉しくなります。
さて、映画はハン・ソロが息子のカイロ・レンを見つけて「帰ろう」と言って抱きしめます。この場面が映画の最大の見せ所ですが、カイロは父であるハン・ソロを殺します。なぜ殺してしまったのか、、、と疑問が起こります。それは次回へと繋がっていきます。そして新キャラのレイがルーク・スカイウォーカーを見つける場面で終わります。タイトルの“フォースの覚醒”とはレイの能力のことを指しています。次回作は嫌が応ではレイとルーク・スカイウォーカーを通して新たなる展開へと期待が高鳴ります。レイが立派なジェダイになっていくことが予想されます。
・ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は主人公ですが、最後にちょこっと出るだけです。
・悪役はカイロ・レン(アダム・ドライバー)ですが、父親を殺します。
・レイ(デイジー・リドリー)こそがフォースを手に入れたジェダイになります。
・フィン(ジョン・ボイエガ)は現在意識不明ですが、次回ではおそらくレイと恋に落ちます。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(136分/G/アメリカ/2015) 日本テレビ 金曜ロードSHOW!
12月13日(金)午後21:00-23:39
まとめ 映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』一言で言うと!
「喰わず嫌いは損だ」
映画好きの人でもSF映画は苦手だと公言する人の数は多ジャンルに比べて多い気がします。特に日本においては4、50代の人が意外と多いのです。でも60代の人は割とスターウオーズを観ている人が多いのも事実です。それもそのはず。40年前、ジャストミートな年齢で公開されていますから、ずっと観ているんですよね。4、50代の人はビデオも普及していなかったため乗り遅れたのでしょう。でも今はレンタルで過去作を観ることができるので是非ともご覧になることをオススメします。
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【スター・ウォーズシリーズ】
映画『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』
ジョージ・ルーカスが監督に復帰!22年ぶりです。
映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
アナキンの心の苦悩と恋愛を描いていると言うが・・・・。
映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
アナキンがついにダースサイドに落ちます
映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
『スター・ウォーズ』シリーズ第一弾、全てはここから始まった
映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
ハン・ソロが、、、。レジスタンス最大に危機に、、、。
映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
完全なるハッピーエンド これで銀河は平和になった
映画『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』
シリーズ一番の問題作です。でも観ておくべき!
映画『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』
スカイ・ウォーカーファミリーの物語が終わります
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
J・J・エイブラムス
製作
キャスリーン・ケネディ J・J・エイブラムス ブライアン・バーク
製作総指揮
トミー・ハーパー ジェイソン・マクガトリン
キャラクター創造
ジョージ・ルーカス
脚本
ローレンス・カスダン J・J・エイブラムス マイケル・アーント
撮影
ダン・ミンデル
美術
リック・カーター ダーレン・ギルフォード
衣装
マイケル・カプラン
編集
メリアン・ブランドン メアリー・ジョー・マーキー
音楽
ジョン・ウィリアムズ
視覚効果監修
ロジャー・ガイエット
特殊効果
クリス・コーボールド
サウンドデザイン
ベン・バート
レイデイジー・リドリー
フィンジョン・ボイエガ
ポー・ダメロンオスカー・アイザック
カイロ・レンアダム・ドライバー
ハックス将軍ドーナル・グリーソン
キャプテン・ファズマグウェンドリン・クリスティー
マズ・カナタルピタ・ニョンゴ
ハン・ソロハリソン・フォード
ルーク・スカイウォーカーマーク・ハミル
レイア・オーガナキャリー・フィッシャー
スノークアンディ・サーキス
C-3POアンソニー・ダニエルズ
チューバッカピーター・メイヒュー
ロン・サン・テッカマックス・フォン・シドー
スタトゥラ提督ケン・レオン
ティードーキラン・シャー
スナップ・ウェクスリーグレッグ・グランバーグ
ダトゥー大佐ロッキー・マーシャル
タス・リーチヤヤン・ルヒアン
ラズー・クイン=フィーイコ・ウワイス
アンカーサイモン・ペッグ
ウォルヴァンワーウィック・デイビス
コー・セラメイジー・リチャードソン=セラーズ
バジーン・ネタルアンナ・ブリュースター
カロニアハリエット・ウォルター
FN-3181マイケル・ジアッキノ
FN-9330ナイジェル・ゴドリッチ
ジェス・テストールジェシカ・ヘンウィック
トーマス・ブロディ=サングスター
ダニエル・クレイグ
2015年製作/136分/G/アメリカ
原題:Star Wars: The Force Awakens
配給:ディズニー