映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』
(119分/アメリカ/1990)
原題『Back to the Future Part III』
【監督】
ロバート・ゼメキス
【脚本】
ボブ・ゲイル
【製作】
ボブ・ゲイル ニール・キャントン
【出演】
マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
メアリー・スティーンバージェン
トーマス・F・ウィルソン
マット・クラーク
リチャード・ダイサート
パット・バトラム
ハリー・ケリー・Jr.
【HPサイト】
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』IMDbサイト
【予告映像】
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』トレーラー
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)NHK BSプレミアム放送 2021年5月3日(月)午後9時00分〜10時59分
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)のオススメ度は?
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の作品情報・概要
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)のあらすじ・ネタバレ
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の感想・内容
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の結末・評価
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)のキャストについて
- まとめ 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)一言で言うと!
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- 【合わせて観たい映画】
- 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の作品情報
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)NHK BSプレミアム放送 2021年5月3日(月)午後9時00分〜10時59分
5月3日(月)午後9時00分〜10時59分
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ最終話です。
本作で終わります。
なんだか名残惜しい気持ちにさせる映画です。
友情あり、恋愛ありの結末です。
ラスト20分が本当に素晴らしい。
手に汗握り「応援」したくなります。
「未来は白紙」
「未来は自分で切り開くもの」です。
コロナを乗り越えて進みましょう!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ1、2も必見!
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)のオススメ度は?
星3つ半です
面白いとしか言えません
ワクワクします
ドキドキします
ラスト20分がすごい
応援したくなります
恋も成就しました
「未来は自分で作るもの」
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の作品情報・概要
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ第三弾です。最終話。前作の尺が長かったため2分割され『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』の誕生となりました。製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ。監督はロバート・ゼメキスです。主演もマイケル・J・フォックス。1885年のアメリカの西部が舞台となります。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)のあらすじ・ネタバレ
舞台は1885年のアメリカ西部。前作でドクは誤って過去へタイムトリップしてしまった。ドクを救出しないとマーティも1985年に帰ることができない。マーティは1955年のドクの力を借りて1885年へ旅立つ。そこで待ち受けていたのはビュフォード・“マッド・ドッグ”・タネン(トーマス・F・ウィルソン)だった。「腰抜け」と連発されキレるマーティ。ドクと再会したがドクがクララという女性と恋に落ちてしまう。果たして未来へ無事帰ることができるのか。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の感想・内容
友情と恋愛が成就するハッピーエンドが良い
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ最終話です。正直言って面白いです。「めっちゃくちゃ面白いです」
シリーズ化された映画は第2作が一番と言われていますが、わたし的には本映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』が一番面白いです。
それは物語の中に友情と恋愛が内包されているからです。やっぱり恋愛があるとホッとします。本作では二つの恋が成就します。
ドクとクララ。そしてマーティとジェニファーです。「予定調和じゃないか」って文句を言われそうですが、やっぱり“ハッピーエンド”は良いのです。
アメリカはやっぱり車に誇りを持っています
ラスト20分は釘付けになり「頑張れ」と応援しちゃいます
さて、本映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』の一番の見所は何と言ってもラスト20分からでしょう。
もう手に汗握る展開がこれでもかってくらいに用意されています。
マーティとドクがデロリアンを蒸気機関車に押してもらい、140キロの速度を目指しているところにクララが飛び乗るのです。
もう本当にハラハラしちゃいます。思わず声を出して「頑張れ!頑張れ!あと一息だ!」って応援しちゃいます。
この演出は素晴らしいです。押されるデロリアンを前方と横から捉えています。前方からのショットはスピルバーグの『激突』を思わせるような圧迫感を覚えます。
横からのショットはスピード感満載です。そして、蒸気機関車の大きさと危険な状況下のドクとクララの命をかけた恋模様が本当に素晴らしいのです。
もちろん、マーティがドクと一緒に未来へ帰りたい気持ちも表しています。
三者三様の心模様を蒸気機関車の暴走で描く演出
クララは全部捨ててドクの元へ来ました。ドクはクララへの思いを捨て切れていません。
マーティは未来への思いがあります。この三者三様の心情光景をこういった鬼気迫る描写で見せられると一気に映画の中へ入ってしまいます。
さらにこの時のアラン・シルベストリの音楽が素晴らしいのです。効果音も気持ちを盛り上げていきます。
そして、マーティとドグは別れます。蒸気機関車は渓谷に真っ逆さまに落下します。これは実際に落としていると思います。お金があったのでしょう。
そして次のショットでは未来に戻ったマーティが線路をデロリアンで走っています。とても静かです。レールを走る音くらいです。
先ほどの大音響からこの静かな音への展開で気持ちが安心していきます。「助かった」そして「戻ってきた」とマーティと一緒につぶやいてしまいます。いやあ、すごい。
壮大な宇宙戦争はやっぱり『スター・ウォーズ』
クリント・イーストウッド作品へパロディーも見逃せない
まるでラスト20分だけが良いように感じますが、その他にも見所はあります。
わたしは西部劇が好きなので、やはりクリント・イーストウッド繋がりでこの映画を観るととても面白いです。
マーティが名乗る名前がクリント・イーストウッドっていうのは、やはり西部劇と言ったらイーストウッド、そしてハリウッドと言ったらイーストウッドと言っているような物です。
マーティのセリフも『ダーティハリー4』から「Go ahead. Make my day.」を引用しています。
またマーティがビフ・タネンとの決闘シーンでは胸に鉄板を入れて銃弾から命を守る場面は『荒野の用心棒』のパロディーです。
おそらくわたしたち日本人よりアメリカ人の方が確実にツボにハマったと思います。もちろんこれらの演出は全てクリント・イーストウッドからの許可を取っているとのことです。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の結末・評価
白人だけの映画というイメージが勿体無い
ただ本シリーズでやっぱり気になるのは白人ばかりの映画だということです。
本作にはネイティブ・アメリカン(映画の中ではインディアンと言っています)が登場します。
軍団を作って戦いに行くような描写です。印象的には悪役な感じを与えます。
またドクがデロリアンの修理中に「日本製だと?」というような描写があります。ここでマーティは「日本製は良いよ」と言います。
つまり1955年のドクは敗戦国日本がアメリカ経済を席巻するまでに成長するとは信じられないことを表しています。
ここはオッケーとしましょう。ただ『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』には黒人が一切登場しませんでした。せめて未来へ帰ってきたところで少しは登場させるべきだったと思います。
こちらはほとんど黒人しか出ません
「未来は白紙だ。未来は自分で切り開くもの!」
映画の最後のドクの言葉は印象的です。「未来は白紙だ。未来は自分で切り開くもの!」
そうです。これです。わたしたちの目の前にはまだまだ真っ白で何も塗られていない世界がああります。
良い未来を作るのはわたしたち自身なのです。
コロナに振り回されている今こそ、気持ちを新たに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ならぬ『ゴー・トゥ・ザ・フューチャー』だと思います。
*ちなみに本映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』が公開されたのは1990年5月です。おそらく当時のクリント・イーストウッドの最後の西部劇作品『許されざる者』に取り掛かっていたかと思われます。
*スティーブン・スピルバーグとクリント・イーストウッドは『ヒア アフター』『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』でタッグを組んでいます。
黒人差別をしっかりと描いている名作
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)のキャストについて
マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
メアリー・スティーンバージェン
トーマス・F・ウィルソン
マット・クラーク
リチャード・ダイサート
パット・バトラム
ハリー・ケリー・Jr.
ダブ・テイラー
まとめ 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)一言で言うと!
「未来は自分で切り開くもの!」
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
【合わせて観たい映画】
【ロバート・ゼメキス監督作品】
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
全てはここから始まりました
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』
未来へ行こか、過去へ戻ろか!
映画『マーウェン』
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(バック・トゥ・ザ・フューチャー3・BTTF3)の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ロバート・ゼメキス
製作
ボブ・ゲイル ニール・キャントン
製作総指揮
スティーブン・スピルバーグ フランク・マーシャル キャスリーン・ケネディ
原案
ロバート・ゼメキス ボブ・ゲイル
脚本
ボブ・ゲイル
撮影
ディーン・カンディ
美術
リック・カーター
編集
アーサー・シュミット ハリー・ケラミダス
衣装
ジョアンナ・ジョンストン
音楽
アラン・シルベストリ
マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド メアリー・スティーンバージェン トーマス・F・ウィルソン マット・クラーク リチャード・ダイサート パット・バトラム ハリー・ケリー・Jr. ダブ・テイラー ジェームズ・トルカン
マーク・マクルーア
ウェンディ・ジョー・スパーバー
リー・トンプソン
クリストファー・ウィン
ショーン・グレゴリー・サリバン
マイク・ワトソン
ヒュー・ギリン
バートン・ギリアム
ドノバン・スコット
ビル・マッキーニー
フリー
J・J・コーエン
リッキー・ディーン・ローガン
エリザベス・シュー
1990年製作/119分/アメリカ
原題:Back to the Future Part III
配給:UIP