映画『ハロウィン KILLS』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『ハロウィン KILLS』IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『ハロウィン KILLS』
(2021年製作/106分/R15+/アメリカ)
原題:Halloween Kills
配給:パルコ
【監督】
デビッド・ゴードン・グリーン【製作】マレク・アッカド ジェイソン・ブラム ビル・ブロック【製作総指揮】ジョン・カーペンター ジェイミー・リー・カーティス ダニー・マクブライド デビッド・ゴードン・グリーン ライアン・フレイマン【キャラクター創造】ジョン・カーペンター デブラ・ヒル【脚本】スコット・ティームズ ダニー・マクブライド デビッド・ゴードン・グリーン【撮影】
マイケル・シモンズ【美術】リチャード・A・ライト【衣装】エミリー・ガンショー【編集】ティモシー・アルバーソン【音楽】ジョン・カーペンター コーディ・カーペンター
【出演】ジェイミー・リー・カーティス ジュディ・グリア アンディ・マティチャック ジェームズ・ジュード・コートニー アンソニー・マイケル・ホール
カイル・リチャーズ ウィル・パットン トーマス・マン ナンシー・スティーブンス ニック・キャッスル ディラン・アーノルド
映画『ハロウィン KILLS』外部リンク
【HPサイト】映画『ハロウィン KILLS』公式サイト
映画『ハロウィン KILLS』公式Twitter
【予告映像】映画『ハロウィン KILLS』トレーラー
映画『ハロウィン KILLS』 Rotten Tomatoesサイト
映画『ハロウィン KILLS』のオススメ度は?
星3つ半です
面白いです
晩秋に「恐怖」って良い感じです
安心して観ることができる「ホラー」映画です
映画『ハロウィン KILLS』の作品情報・概要
『ハロウィン KILLS』原題『Halloween Kills』2021年公開予定のアメリカ合衆国のスラッシャー映画。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督作品。脚本はグリーン、ダニー・マクブライド、スコット・ティームスが務める。2018年の『ハロウィン』の続編。ジェイミー・リー・カーティス(映画『ハロウィン』)、ジュディ・グリア(映画『ジュラシック・ワールド』や映画『ジョン・デロリアン』)、アンディ・マティチャック、ジェームズ・ジュード・コートニー、アンソニー・マイケル・ホール 、カイル・リチャーズ、ウィル・パットン(映画『ミナリ』)、トーマス・マン、ナンシー・スティーブンス、ニック・キャッスル、ディラン・アーノルドらが出演。「ハロウィン」フランチャイズの第12作目。予定調和のスプラッター&ホラー映画です。
映画『ハロウィン KILLS』のあらすじ・ネタバレ
映画『ハロウィン KILLS』のあらすじ:起
ハロウィン当日、祖母のローリー、母のカレン、娘のアリソンの3人は覆面の殺人鬼マイケル・マイヤーズに狙われます。
3人はマイケルを地下に閉じ込めて家ごと燃やしましたが、残念ながらマイケルは生きていたのです。マイケルは駆け付けた消防隊を次々と殺害し、暗闇に姿を消しました。
マイケルとの戦いにより病院に運ばれた先でローリーは、医師に刺された保安官のホーキンスが奇跡的に生きていたため再会します。
実は保安官は40年前に殺人を犯したマイケルの射殺を止めてしまったという経緯があり、そのことを後悔していました。
彼は自分が今の状況を生み出したと苦しむ中、ローリーは保安官の行動は正しかったと慰めます。
映画『ハロウィン KILLS』のあらすじ:承
一方、マイケルはハドンフィールドの街で凶行を繰り返し、時間と共に被害者は増え続けたことで市民の感情は爆発。
家族や隣人が犠牲になった怒りや、自身が次の犠牲者になるかもしれないという恐怖、そして過去の因縁により自警活動へと繰り出します。
一部の市民はマイケルを処刑しようと動き出し、カレンはその暴走を止めようとしました。
しかし、狂気に駆られた人々はある人物をマイケルだと思い込み、執拗に迫り自殺へと追い込むのです。
アリソンはそんなことが起きているとは知らず恋人のキャメロンと彼の父と3人で、マイケルの足取りを追います。
マイケルが昔住んでいた自身の家を目指して移動していることを突き止め、アリソンとカレンはそれぞれ向かいました。
カレンは暴徒を止めることができなかった自責の念を抱き、祖母のローリーは保安官と共に病院で家族の無事を祈ります。
映画『ハロウィン KILLS』のあらすじ:転
アリソンたち3人が到着して辺りを捜索すると、銃声が聞こえたため家の中へ。
そこには変わり果てたキャメロンの父の姿があり、キャメロンもまたマイケルにナイフで滅多刺しにされます。
アリソンはすぐさまショットガンを向けますが、なぎ払われてしまい、抵抗虚しく殴られて階段から突き落とされます。度重なる暴行により瀕死のキャメロンはアリソンの目の前で首を折られ息絶えてしまいました。絶
体絶命のアリソンを助けに来たのはカレンであり、彼女はマイケルの背後から近づいてピッチフォークで貫きます。そして、マイケルの頭から覆面を剥ぎ取ったカレンは彼を挑発して家の外へと誘き出しました。
映画『ハロウィン KILLS』のあらすじ:結
外で待っていたのは自警団の面々であり、多勢に無勢と言わんばかりにマイケルは銃弾やバット、角材などそれぞれが致命傷になる暴力の前に倒れ伏します。
最後にカレンのナイフがマイケルの首元に突き刺さって動きを止めたのです。
傷だらけのアリソンの元へ向かうカレンは自警団に後を任せてその場を離れました。
しかし、マイケルは何事も無かったように起き上がって自警団の人間を血祭に上げた後、二階の窓から外を見ていたカレンの背後に忍び寄ってナイフで滅多刺しにしたのです。
映画『ハロウィン KILLS』の感想・内容
・前作以上の作品!
前作『ハロウィン(2018)』からマイケルとの因縁が深い登場人物たちに加えて、前の事件の関係者だった人物とそれに関する情報が増えましたね。
そのため、一気に人間ドラマが増したように感じましたが、それ以上にマイケルの大暴れに目を見張りました。
マイケルは終始無言で歩いて無差別に殺しまわるのですが、身近な物や馴染み深いナイフを片手に襲い掛かる姿、ハロウィンの飾り付けのように死体を演出する姿が見れるのでそうしたホラーを期待している方には特にオススメです。
映画『ハロウィン KILLS』の考察・評価
・ホラー演出が凄い
演出にもかなりのこだわりがありました。
覆面を取られたマイケルの顔が常に影で覆われていたり背中から映したりと、素顔をハッキリ映さないようにするのです。正体不明のマイケルのミステリアスなイメージを損なわないようになっていました。
他にも主観視点で凶器が突き刺さり、倒れた人の視点の映像が続いたりと随所に工夫が凝らされてバリエーションに富んでいると思いました。
またハロウィン当日の夜がメインでしたが、病院やバー、明かりの無い町と様々な場所が舞台になっていましたね。
それに加えて暗い場面も意図して暗くしている場面以外は、見えにくいということもなく、光や影のでき方がかなり意識されていると感じました。
そしてジョン・カーペンター父子による音楽が大変素晴らしく、タイトルで期待感を上げてくれたり、迫りくるマイケルへの緊張感を煽ったりと場面ごとに作品への没入感を高めて物語に強く引き込んでくれます。
映画『ハロウィン KILLS』の結末
・登場人物や監督の良さ
メインである役者は演技だと分かっていてもその表情や反応、動きが丁寧でしたね。
鏡に映った自分の姿にほんの少し固まってしまう場面や、暴徒を目にした時の顔つきの変化と目を惹く部分が数多くあります。
前作で奮闘していたローリーは重症を負っているため会話がメインでしたが、過去の話やマイケルに対する気持ちや恐怖、考え方を深く語ってくれるのでハロウィンという作品をさらに良く知ることができました。
この作品はマイケルという一人の殺人者に人生を狂わされた人間がどう思って行動し、翻弄されるのかを描いています。
今までとはテーマが少し違う『ハロウィン』シリーズとなりましたが、最後まで観ていくとしっかりとハロウィンらしさを残すという絶妙な塩梅だったので監督の手腕に脱帽です。
三部作ということなので次の作品も楽しみにしたいと思います。
映画『ハロウィン KILLS』のキャストについて
ローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)
カレン(ジュディ・グリア)
アリソン(アンディ・マティチャック)
マイケル・マイヤーズ/ブギーマン(ジェームズ・ジュード・コートニー)
トミー・ドイル(アンソニー・マイケル・ホール)
リンジー・ウォレス(カイル・リチャーズ)
フランク・ホーキンス(ウィル・パットン)
フランク・ホーキンス(トーマス・マン)
マリオン・チェンバース(ナンシー・スティーブンス)
ニック・キャッスル
ディラン・アーノルド
まとめ 映画『ハロウィン KILLS』一言で言うと!
「安心して観ることができるスプラッター」
予定調和ってあります。これは馬鹿にしているわけではありません。「お約束」として必ず訪れるの安心感があるのです。スプラッター映画って残酷なので、やっぱり「嘘であってほしい」と願うのです。だから安心感を持って観ましょう!
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【】
映画『ハロウィン KILLS』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
デビッド・ゴードン・グリーン
製作
マレク・アッカド ジェイソン・ブラム ビル・ブロック
製作総指揮
ジョン・カーペンター ジェイミー・リー・カーティス ダニー・マクブライド デビッド・ゴードン・グリーン ライアン・フレイマン
キャラクター創造
ジョン・カーペンター デブラ・ヒル
脚本
スコット・ティームズ ダニー・マクブライド デビッド・ゴードン・グリーン
撮影
マイケル・シモンズ
美術
リチャード・A・ライト
衣装
エミリー・ガンショー
編集
ティモシー・アルバーソン
音楽
ジョン・カーペンター コーディ・カーペンター
ローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)
カレン(ジュディ・グリア)
アリソン(アンディ・マティチャック)
マイケル・マイヤーズ/ブギーマン(ジェームズ・ジュード・コートニー)
トミー・ドイル(アンソニー・マイケル・ホール)
リンジー・ウォレス(カイル・リチャーズ)
フランク・ホーキンス(ウィル・パットン)
フランク・ホーキンス(トーマス・マン)
マリオン・チェンバース(ナンシー・スティーブンス)
ニック・キャッスル
ディラン・アーノルド
2021年製作/106分/R15+/アメリカ
原題:Halloween Kills
配給:パルコ