映画『パリの恋人』ネタバレ・あらすじ・結末。オードリー・ヘプバーンの歌と踊りに大満足できます。

お茶の間映画館
スポンサーリンク

映画『パリの恋人』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。

映画『パリの恋人』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『パリの恋人』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『パリの恋人』(103分/アメリカ/1957
原題『Funny Face』

【監督】
スタンリー・ドーネン
【製作】
ロジャー・イーデンス
【出演】
オードリー・ヘプバーン
フレッド・アステア

【HPサイト】
映画『パリの恋人』IMDbサイト
【予告映像】
映画『パリの恋人』トレーラー

スポンサーリンク

映画『パリの恋人』NHK BSプレミアム放送 10月10日(土)午後11時00分〜0時45分

10月10日(土)午後11時00分〜0時45分

オードリー・ヘプバーンです

世界のオードリー・ヘプバーンです

パリの街を闊歩します

年上の男性と恋に落ちます

フレッド・アステアの軽やかな演技も見応えがあります

スポンサーリンク

映画『パリの恋人』のオススメ度は?

3.0

3

オードリー・ヘプバーンの魅力全開です。

歌っています。

踊っています。

ネコみたいにしなやかです。

可愛い、綺麗、上品です。

多くの女性が憧れた姿があります。

スポンサーリンク

映画『パリの恋人』の作品概要

『パリの恋人』原題『 Funny Face』1957年のアメリカ合衆国のミュージカル映画。主演はオードリー・ヘプバーンとフレッド・アステア。監督は後の『シャレード』と『いつも2人で』で三度目のヘプバーン組むスタンリー・ドーネン。オードリー・ヘプバーン最初のミュージカル映画。大スター、フレッド・アステアとの共演。本映画ではオードリー・ヘプバーンは歌を歌っている。

スポンサーリンク

映画『パリの恋人』のあらすじ・ネタバレ

ニューヨークのファッション雑誌の編集長の気まぐれとネタ切れから新しいモデルを探すことになる。キャメラマンが「写真に知性を入れたい」と思い、市内の古書店へ行って撮影を敢行。店番をしていた地味な女性をスカウトして強引にモデルにしてていく。そしてパリへ、、、

スポンサーリンク

映画『パリの恋人』の感想・内容

オードリー・ヘプバーンだけを観る映画

この映画はとにかくオードリー・ヘプバーンだけを観る作品だと思います。かれこれ60年前の作品です。

ヘプバーンは何度観ても本当に綺麗です。綺麗という言葉はありきたりです。

彼女はとにかく可憐でしなやかで輝きがあって、清潔で誰からも共感できる要素を持っていた女優だと思います。

フィルムで観ていると「なんて細いんだあ」とため息が出てしまいます。

彼女と同世代で活躍したエリザベス・テーラーや少し上の世代のイングリッド・バーグマンなどは肉感的な容姿でした。

彼女たちは男性たちに非常に人気がありましたが、ヘプバーンは男性も女性もそして子供から大人までの世代に支持されていました

日本でのオードリー・ヘプバーン人気は不滅でしょう

特に日本では絶大なる人気をいまだに誇っています

多分ですが、彼女の華奢な体つきがわれわれ日本人に近いものがあり、人気を後押ししていると思われます。

ヘプバーンが活躍した50年代から60年代の邦画に出てくる女優さんもやはり華奢な人が多いです。

北原三枝さん、南田洋子さん、岩下志麻さん、山本陽子さん等々。女優さんって本当に難しい職業だと思います。

若い頃は容姿で仕事がもらえますが、段々と年を重ねるごとに役が減ってきます。その間に性格俳優として地位を築かなくてと焦るものです。

ヘプバーンも後年はとても苦労したそうです。

さて、本作ではヘプバーンの弾けるような輝くを観ることができます。彼女念願のミュージカルです。

しかも共演は世界的な大スターのフレッド・アステアです。ヘプバーンは出演が決まった時、飛び上がって喜んだそうです。

歌も踊りも数ヶ月にわたってレッスンしたそうです。実際、彼女はこの映画の中で歌っって踊っています。

スポンサーリンク

映画『パリの恋人』の結末・評価

あっという間にスカウトされパリへ行って恋に落ちる話

映画の内容についてはそんなに真新しいことはありません。ちょっと微妙なストーリーです。

何度も「ありえない」「強引すぎる」などとツッコミを入れてしますが、それが映画なのです。ご理解ください。

まず、ニューヨークの出版社の名物編集長が登場します。映像がカラフルでとってもおしゃれです。テンポの良い音楽が続いて行きます。

キャメラマンのディック(フレッド・アステア) が登場して「写真には知性がいる」などと言いながら、ニューヨークの古書店へ撮影隊が猛進します。

そこで働いていた地味な女性のジョー(オードリー・ヘプバーン) を見出さし、スカウトし、モデルに変身させてパリへ行きます。

あっという間に進んでいきます。これはこれでミュージカルなのオッケーでしょう。それでジョーとディックの恋が始まるのですが、さすがに年齢差が気になります。

まあ、海外では恋愛に年の差なんて関係ないと周知されていますが、やっぱり当時20代の輝きを持ったヘップバーンに60近いフレッド・アステアのカップルにはトキメキを感じないのです。

当時60歳のフレッド・アステアの動きも素晴らしい

でも、でもです。確かに冒頭でヘプバーンだけを観る映画とご紹介しましたが、フレッド・アステアの動きが素晴らしいのです。

踊りが本当に軽やかです。撮影時、60歳くらいですよ。

特にパリの公園にある池のシーンは必見です。草むらを歩き踊り、そしてボートに違和感なく飛び乗って移動していくのが本当に自然なのです。

映画のラストではヘップバーンとアステアが愛を誓いまたもやボートに乗って去っていきます。ここは本当に素晴らしいの一言です。

今のミュージカルはCGに頼るものが多いのですが、当時は本当にアイデアを出して映画を作っていた気心が伝わってくるのです。

初めてのミュージカル映画が後のヘップバーンを「苦しめる」ことになろうとは

この映画では先にも述べてようにヘプバーンが歌って踊っての演技をしています。

彼女はバレエ出身ですからとっても楽しんで撮影に挑んだのでしょう。本作は初めてのミュージカル映画です。

でもこのミュージカル映画が後にヘップバーンを苦しめることになります。『マイ・フェアレディー』です。

この作品でも彼女は踊りに歌にレッスンを重ねて挑みました。でも歌は全て吹き替えれて公開されたのです。

理由は「歌が下手だから」です。これがヘプバーンのプライドをボロボロにしたことは言うまでもありません。

ですから、本作のヘプバーンは彼女自身のミュージカル映画への情熱たっぷりの作品なのです。物語については目を瞑りましょう。

*原題は『Funny Face』です。おかしな顔ってなります。邦題も悩んだのでしょう。『パリの恋人』ってなるとヘプバーンの思い焦がれる恋人がパリにいるとか、aruihパリで恋に落ちるとかをイメーさせますが、全くそんな内容ではありません。苦肉の策でつけた邦題だと思います。でも良かったんじゃないですかね。

Amazon プライム会員【30日間無料体験】

スポンサーリンク

まとめ 映画『パリの恋人』一言で言うと!

「真実の愛に気がつけたら幸せなのだろう」

灯台下暗しってことわざがありますが、本当に大切な人って案外近くにいるもの、、、、。と言われますが、実際はそんなことってありません。恋って雷に打たれるように訪れるものだと思います。でも愛ってじっくりと心に染み入ってくるものだと思うんです。だから本当の真実の愛に気がつくことができたら本当に幸せだと思います。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

映画『コロンビアーナ』ネタバレ・あらすじ・感想。ゾーイ・サルダナがリュック・ベッソン製作でナタリー・ポートマン越えを狙うが、、。
映画『Wの悲劇』ネタバレ・あらすじ「薬師丸ひろ子最高!」感想「三田佳子vs世良公則&高木美保共演」結末「蜷川幸雄絶好調」その後『バブルの悲劇』が日本を襲う
映画『さくら』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「兄弟愛は禁断?」北村匠海&吉沢亮&小松菜奈共演の贅沢映画。「さくらの“脱糞”が招く幸せ!」
映画『追憶(1973)』ネタバレ・あらすじ「バーブラ・ストライサンド適役でヒット!」感想「音楽勝ち映画」結末
映画『孤狼の血 LEVEL2』ネタバレ・あらすじ「サイコパスヤクザ鈴木亮平が談合刑事松坂桃李と愛を交わす」感想「国家権力の闇を暴く」結末「続編決定!」
奈良県天理市が舞台『二階堂家物語』後継問題に悩む家族の物語
映画『荒野にて』ネタバレ、評価。新鋭チャーリー・ブルマーの眼差しが切ない
映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!
新海誠監督映画『星を追う子ども』はジブリへのオマージュかそれとも別れか。新海作品異色作。ネタバレ・あらすじ・感想・考察。
映画『明日に向かって撃て!』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。バート・バカラック「雨にぬれても」がニューマン&レッドフォードの哀愁歌

スポンサーリンク

合わせて観たい映画

【オードリー・ヘプバーン主演の映画】

映画『昼下りの情事』

オードリー・ヘプバーンとゲイリー・クーパーの年齢差の恋愛物語

映画『昼下りの情事』ネタバレ・あらすじ・結末。オードリー・ヘプバーンとゲイリー・クーパーの年齢差の恋愛物語はリアルか否か?
映画『昼下りの情事』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報の紹介もしています。『昼下りの情事』原題は『Love in the Afternoon』1957年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。小説『アリアーヌ(英語版)』(クロード・アネ著)を原作としている。ビリー・ワイルダー監督作品。ゲイリー・クーパーとオードリー・ヘプバーン主演。『麗しのサブリナ』に次いで2度目となった。主題曲「魅惑のワルツ」も世界的にヒットした。

映画『ティファニーで朝食を』

悪女になりきれないオードリー・ヘプバーン

映画『ティファニーで朝食を』ネタバレ・あらすじ・結末。オードリー・ヘプバーンが可愛すぎて物語に入れない。日本人蔑視の表現あり。
映画『ティファニーで朝食を』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ティファニーで朝食を』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報の紹介をしています。『ティファニーで朝食を』原題『 Breakfast at Tiffany’s』アメリカ合衆国の小説家トルーマン・カポーティによる中編小説を元に1961年映画化された。監督はブレイク・エドワーズ。主演はオードリー・ヘプバーンとジョージ・ペパード。

映画『おしゃれ泥棒』

贋作作家の娘がよりによって泥棒にこいします

映画『おしゃれ泥棒』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。オードリー・ヘップバーン「痩せすぎ」『暗くなるまで待って』はさらに痩せることに、、、
映画『おしゃれ泥棒』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。オードリー・ヘップバーン「痩せすぎ」『暗くなるまで待って』はさらに痩せることに、、、映画『おしゃれ泥棒』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『おしゃれ泥棒』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『おしゃれ泥棒』の作品情報・概要『おしゃれ泥棒』原題『How to Steal a Million』1966年のアメリカ映画。ウィリアム・ワイラー監督のロマンティックコメディ。映画『ティファニーで朝食を』映画『昼下りの情事』映画『パリの恋人』のオードリー・ヘプバーン主演。共演はピーター・オトゥール、ヒュー・グリフィス、シャルル・ボワイエ、『続・夕陽のガンマン』のイーライ・ウォラック。パリを舞台に贋作作家の娘が美術品泥棒と恋に落ちる。衣装、車、小物などのデザインが素晴らしい。

映画『シャレード(1963)』

ロマンティック・サスペンス映画の先駆けです

映画『シャレード(1963)』ネタバレ・あらすじ「オードリー・ヘプバーンのジバンシィ」「ケイリー・グラントは渋い」結末「祝・結婚!年齢差カップル」
映画『シャレード(1963)』ネタバレ・あらすじ「オードリー・ヘプバーンのジバンシィ」「ケイリー・グラントは渋い」結末「祝・結婚!年齢差カップル」映画『シャレード(1963)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『シャレード(1963)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『シャレード(1963)』の作品情報・概要『シャレード』原題『Charade』1963年のアメリカ映画。主演はケーリー・グラントとオードリー・ヘプバーン。世界的な大スター共演で話題になった。ロマンティック・サスペンス映画の先駆けである。フランスのファッションブランド、ジバンシィがオードリー・ヘプバーンに衣装提供したことも大きな話題となった。

映画『マイ・フェア・レディ』

「オードリー・ヘプバーンの代表作であり、屈辱的な映画」

映画『マイ・フェア・レディ』ネタバレ・あらすじ「オードリー・ヘプバーンの代表作であり、屈辱的な映画」感想「レックス・ハリソンは上手い」結末
映画『マイ・フェア・レディ』ネタバレ・あらすじ「オードリー・ヘプバーンの代表作であり、屈辱的な映画」感想「レックス・ハリソンは上手い」結末映画『マイ・フェア・レディ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『マイ・フェア・レディ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『マイ・フェア・レディ』の作品情報・概要『マイ・フェア・レディ』原題『My Fair Lady)』1964年制作のアメリカ合衆国のミュージカル映画。ジョージ・キューカー監督作品。出演はオードリー・ヘプバーンとレックス・ハリソン。ブロードウェイで上演同名ミュージカル(主演はジュリー・アンドリュースとレックス・ハリソンだった)を映画化。紆余曲折の末、映画ではオードリー・ヘプバーンが演じることに。同年のアカデミー作品賞ほか8部門を受賞した。オードリー・ヘプバーンの代表作の一つとして知られているが、劇中で自身の歌唱が使用されなかったことで大きく傷つけられた作品である。

【ミュージカル映画あるある】

映画『ロケットマン』

エルトン・ジョンの半生をミュージカルに

エルトン・ジョン伝記映画『ロケットマン』はカミングアウトする勇気&愛の尊さを世界に歌う。作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・評価
エルトン・ジョンは世界的に有名なミュージシャンである。彼の人生は波乱万丈であるが、命が救われたのは彼が真の愛を諦めずに探したからだろう。ゲイであることを世界にカミングアウトした勇気。ドラッグ、アルコール依存症からの復活。そして結婚、更に子どもをもうけるなど今ではとても幸せだ。本映画はミュージカルとなっておりとても楽しく観ることができる。

映画『ダンスウィズミー』

矢口史靖監督のミュージカル映画

矢口史靖×三吉彩花&やしろ優&宝田明 ミュージカル最高映画『ダンスウィズミー』で幸せホルモン大補給。生きる活力ゲット。ネタバレ・あらすじ・感想・評価・内容
矢口史靖監督最新作『ダンスウイズメー』は心から楽しめるミュージカル映画です。幸せホルモンが出てきます。元気になります。主役の三吉彩花さんが本当に綺麗、そしてカッコイイです。やしろ優さんもムロツヨシさんも存在感あり。でも圧巻は宝田明さん。めっちゃカッコいいです。世界中の映画館で上映されて欲しい映画です。

映画『アナと雪の女王』

アニメのミュージカル映画最高傑作

金曜ロードショー映画『アナと雪の女王』ネタバレ考察『アナと雪の女王2』公開前に観るべし!
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国のミュージカル・ファンタジー映画。『アナと雪の女王』公式サイトにて作品情報・キャスト情報もご確認ください。予告映像あり。ネタバレ・あらすじ・結末、さらになぜヒットしたかについて考察しています。映画『アナと雪の女王2』公開前に観ておくと良いでしょう。2019年11月15日、金曜ロードショーで放映されます。『レット・イット・ゴー』を含め多くの楽曲はクリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペスが作詞・作曲した。
スポンサーリンク

映画『パリの恋人』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
スタンリー・ドーネン
製作
ロジャー・イーデンス
脚本
レナード・ガーシュ
撮影
レイ・ジューン
衣装
エディス・ヘッド
振付
フレッド・アステア
ジョー(オードリー・ヘプバーン)
ディック(フレッド・アステア)
マギー(ケイ・トンプソン)
フロストル教授(ミシェル・オークレール)
デュバル(ロバート・フレミング)
マリオン(ドビマ)
1957年製作/103分/アメリカ
原題:Funny Face
配給:マーメイドフィルム
日本初公開:1957年9月28日

タイトルとURLをコピーしました