『イット・カムズ・アット・ナイト』(92分/米/17年)

いじめ・陰湿映画
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映画『イット・カムズ・アット・ナイト』公式サイト
92分、あなたは<精神を保てるか>。『イット・フォローズ』の製作陣が仕掛ける、極限心理スリラー。11月23日(金・祝)新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

原題  『It Comes at Night』

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アメリカ映画のホラー、サスペンスは本当によく出来ている。心理的に観客を追い詰める技術には圧巻です

人類滅亡近し!と言う設定の物語が多くなってきた。それは近い将来、現実化するかも

 食にせよ、衣服にせよ、人にはそれぞれ好みがある。好き嫌いと言っては乱暴になるので得手不得手という表現にする。私は映画が好きだ。どんな映画でも観たい。それはずっと昔から心がけている。しかし、私にも不得手なジャンルがある。ホラーとか心理サスペンスの分野だ。その理由を端的に言うと“入って行けない”のだ。つまり物語に登場するキャラクターに寄り添えないのだ。これは映画を観る上でとても重要な感情だ。観ていて意識が他のことを考えてしまうのだ。せっかく俗世間から逃れて映画という夢の空間に来ているのに、映画館にいながらあれこれと日常のことを考えてしまうから厄介だ。いつ頃からこんな風になったのだろうか。

“音”に敏感すぎる体質が故の悩みがある

 子供のころ観た『エクソシスト』や『キャリー』はとても楽しく観た。学生の頃も問題なかった。多分、私が社会人になって特異な業種についてからだと思う。私は“音”を録音する仕事に就いた。それからだ。毎日あらゆる音を録音した。それこそ空の上から地中にある全ての音の録音に励んだ。常にヘッドホンを着けていた。大きな音も小さな音も研ぎ澄まして記録した。記録したのはテープなどの媒体だけではない。脳にも記録した。それとホラー映画と何が関係あるかと言うと、特にアメリカ映画の効果音に飽きてくるのだと思う。あの爆音にだ。恐らく恐怖心を煽るための効果音であるが、私にはそれが全くに逆効果で気持ちが冷めてくるのだ。もちろん演者の地を割るような絶叫も私を映画館の外へ誘うだけでまるで効果がないのだ。

 

日本映画のホラー物の音の演出は抜群だ

 これが日本映画のホラー作品だと、アメリカ映画のように大爆音を用いず“沈黙”で恐怖を演出する。こちらはオッケーだ。(でも昨年『クワイエット・プレイス』と言う映画には心が寄せられた。この作品の講評はいずれあげる)

夜来るアレとは一体なんだ?ウイルスか、、、。全く目に見えないモノの恐怖

 

 それで肝心の映画はと言うと、都市から離れた山奥で最後の人類のような設定で暮らしている一家に突然、他の家族が現れ共同生活を始める。映画のタイトルの“夜のアレがくる”から襲われないように協力する。何かのウイルスで人類は滅亡していくのか、、、。やがて他人同士の家族がいがみ合う。そして争い悲劇が起きるのだ。 

 うーん、何だろう。怒鳴りあう場面とか銃を乱射する場面で一気に冷めてしまうのだ。いやいや、面白いことは面白い。“アレ”が一体何なのかを知りたいのだ。

兎にも角にも今年はこの分野の不得手を克服したいと新年に誓った作品だ。是非ともチャレンジしたい。

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映画のことなら映画.comより引用

スタッフ
監督 トレイ・エドワード・シュルツ
製作 デビッド・カプラン
   アンドレア・ロア
製作総指揮 ジョエル・エドガートン
脚本 トレイ・エドワード・シュルツ
撮影 ドリュー・ダニエルズ
美術 カレン・マーフィ
衣装 メーガン・カスパーリク
編集 トレイ・エドワード・シュルツ
   マシュー・ハンナム
音楽 ブライアン・マコンバー

キャスト
ジョエル・エドガートン   ポール
クリストファー・アボット  ウィル
カルメン・イジョゴ     サラ
ケルビン・ハリソン・Jr.   トラヴィス
ライリー・キーオ      キム
グリフィン・ロバート・フォークナー  アンドリュー
原題 It Comes at Night
製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ・プラス
上映時間 92分
映倫区分 G

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