映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』佐川一政兄弟をドキュメンタリーで描く衝撃的作品

2019年製作
スポンサーリンク
NameBright - Coming Soon

『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』90/仏・米合作/2017

原題『Caniba

スポンサーリンク

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』のオススメ度は?

1.5

星1つ半

正直、星をつけるのに悩みます。

ドキュメンタリーですが、かなりキツイ表現になっています。

残虐なシーンは出てきません。

ただ、何と言えば良いのでしょうか、、、、。

一人で観に行ってください。

スポンサーリンク

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』の作品概要

1981年にフランス・パリで起きた猟奇殺人事件「パリ人肉事件」があった。その事件は世界を震撼させた。犯人は日本人。現在、日本で暮らす佐川一政氏にスポットを当てたドキュメンタリー。佐川氏の弟の登場で更に、、、。

スポンサーリンク

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』のあらすじ・ネタバレ

1981年、パリに留学していた佐川氏はオランダ人女性を射殺し遺体を食べるという事件を起こした。精神性の問題、あるいはパリ警察の諸問題のためか、釈放され日本に帰国。作家として活動をしていたが、2013年に脳梗塞で倒れ不自由な体になる。弟に介護されながら暮らしているところへフランスの映画クルーが訪れて佐川氏と弟の生活から思想について如実に描き取っていく。弟の存在感が半端なく強いです。

スポンサーリンク

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』の感想・評価・内容・結末

映画は終始、アップが続く。佐川氏の顔面のアップがほとんどだ。

そしてピントも微妙にずれている。

それは佐川氏と弟の恐るべき性癖に狂気を覚えるには十分な演出であると言える。

佐川氏の顔面の鼻、口、目、耳などを手持ちで捉えているため、観ていると不安になってくる。

そして気分も悪くなってくる。最初からこの撮影方法で行こうと決めていたのだろう。

佐川氏の事件は聞いたことがある。特に日本で猟奇的な犯罪が起きるたびに誰かが必ず佐川氏の「パリ人肉事件」を持ち出してくるからだ。

神戸で起きたあの猟奇的な事件も然り。その佐川氏は殺人事件の後、日本に帰国して作家やアダルト男優をやっていたそうだが、数年前に脳梗塞を患い歩行が困難になったそうだ

今は弟さんが面倒を看ている。この弟さんの性癖もまた強烈だった。

自身を傷つけたり、他者に対して痛みを伴う性行為が好きらしい。何とも言いようがない。

二人の生い立ちを紹介する貴重な8ミリ映像に驚いた。

とても裕福な家に生まれている。幼稚園、小学校時代の二人だがとても可愛らしい。

もっというなら育ちが良さそうだ。両親にも大切に育てられたのではと感じた。

その二人がどうして人とは違った性癖になったのかをカメラはじっと追いかけている

映像は最後まで惹きつける力が十二分にあります。

眠くなることもありませんでした。

しかしながら、観終わった後の何とも言えない胃をかき乱すような感じはしばらく消えませんでした。

スポンサーリンク

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』まとめ 一言で言うと!

何とも言えない倒錯した世界があるものだ、、、、、。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

映画『コロンビアーナ』ネタバレ・あらすじ・感想。ゾーイ・サルダナがリュック・ベッソン製作でナタリー・ポートマン越えを狙うが、、。
映画『Wの悲劇』ネタバレ・あらすじ「薬師丸ひろ子最高!」感想「三田佳子vs世良公則&高木美保共演」結末「蜷川幸雄絶好調」その後『バブルの悲劇』が日本を襲う
映画『さくら』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「兄弟愛は禁断?」北村匠海&吉沢亮&小松菜奈共演の贅沢映画。「さくらの“脱糞”が招く幸せ!」
映画『追憶(1973)』ネタバレ・あらすじ「バーブラ・ストライサンド適役でヒット!」感想「音楽勝ち映画」結末
映画『孤狼の血 LEVEL2』ネタバレ・あらすじ「サイコパスヤクザ鈴木亮平が談合刑事松坂桃李と愛を交わす」感想「国家権力の闇を暴く」結末「続編決定!」
奈良県天理市が舞台『二階堂家物語』後継問題に悩む家族の物語
映画『荒野にて』ネタバレ、評価。新鋭チャーリー・ブルマーの眼差しが切ない
映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!
新海誠監督映画『星を追う子ども』はジブリへのオマージュかそれとも別れか。新海作品異色作。ネタバレ・あらすじ・感想・考察。
映画『明日に向かって撃て!』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。バート・バカラック「雨にぬれても」がニューマン&レッドフォードの哀愁歌

スポンサーリンク

合わせて観たい映画

【性癖を扱った映画】

映画『ピアッシング』

人を殺したい衝動に悩む男と、自傷癖のある女の一夜の物語

村上龍原作映画『ピアッシング』は“性”への飽く無き追求と新しい愛の形を描く ネタバレ・あらすじ・感想・評価
人間の性への追求は飽きることがない。本作は村上龍原作の小説を映画化したものだ。映像化することで若干、原作より性描写は柔らかくしている。殺したい衝動を持つ男と死にたい衝動を持つ女が出会って一夜を過ごす。二人はお互いの性癖を理解する。「その前に食事しよう」の意味を考えると納得できる。大人のための大人の映画です。
スポンサーリンク

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』の作品情報

映画.comより一部引用

スタッフ
監督
ベレナ・パラベル
ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー
製作
ベレナ・パラベル
ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー
撮影
ベレナ・パラベル
ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー
編集
ベレナ・パラベル
ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー
キャスト
佐川一政
佐川純
里見瑤子
作品データ
原題 Caniba
製作年 2017年
製作国 フランス・アメリカ合作
配給 TOCANA
上映時間 90分
映倫区分 R15+
ハッシュタグ
#カニバパリ人肉事件38年目の真実

タイトルとURLをコピーしました