映画『天国でまた会おう』は芸術感満載のファンタジーである。しかし反戦映画でもある。

2019年製作
スポンサーリンク
天国でまた会おう
『天国でまた会おう』3月1日(金)、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

『天国でまた会おう』(117分/仏/2017)

原題 Au revoir la-haut

とても美しい映画です。戦場での殺戮映像がありますが、どことなくファンタジー感が溢れていてあまり残酷には感じませんでした。そういった意味では戦争の悲惨さを伝えるにはちょっと不十分かもしれません。

けれども映画の芸術性の高さは最近観た中では飛び抜けている作品に感じました。予告や他の評論にも散見しますが、テリー・ギリアム、ティム・バートンを彷彿させるというコメント通りです。一瞬『未来世紀ブラジル』や『シザーハンズ』のあの場面を思い出したりします。

物語は戦争で傷つき、辛うじて生き残った二人が世紀の詐欺を行うというモノ。狙う相手がよりによって二人にとって因縁の相手。そこに悲劇が、、、。

この映画で観て欲しいのはやはり芸術的な美しさ。衣装もセットも良いが、仮面が面白い。その辺りを意識するともっと面白い。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

映画『マディソン郡の橋』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。夫のいぬ間の「不倫」が人生のエネルギーになった主婦と放浪カメラマンの最後の恋。
映画『うみべの女の子』ネタバレ・あらすじ「石川瑠華さんを観る映画」感想「セックスしてもしても何かが足りない気がするのはなぜ」」結末「中二病ってある」
映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「クソ人間」「児童失踪2万件(年間)」の韓国の闇を暴く!
映画『ばるぼら』ネタバレ・あらすじ「美乳」二階堂ふみ&「美尻」稲垣吾郎の衝撃愛!手塚眞とクリストファー・ドイルが紡ぐ「究極の芸術愛」誕生!感想・結末。
映画『猿楽町で会いましょう』ネタバレ・あらすじ「石川瑠華と小西桜子は伸びる!」感想「本当のクズは誰?」結末「夢実現に必要なモノは?」
映画『MOTHER マザー』ネタバレ・あらすじ「長澤まさみ新境地の“毒親”に拍手喝采」感想「美女は悪女が似合う」結末「阿部サダヲの“クソ”っぷりに激怒」
映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。
クリント・イーストウッド全作品リスト一覧表(監督・出演・音楽・製作)
映画『ヘルドッグス』ネタバレ・あらすじ「相関図を見ないとわからない」感想「松岡茉優が可愛い」結末「続編あるでしょ!」
映画『Wの悲劇』ネタバレ・あらすじ「薬師丸ひろ子最高!」感想「三田佳子vs世良公則&高木美保共演」結末「蜷川幸雄絶好調」その後『バブルの悲劇』が日本を襲う

 

映画のことなら映画.comより引用

スタッフ
監督 アルベール・デュポンテル
製作 カトリーヌ・ボゾルガン
原作 ピエール・ルメートル
脚本 アルベール・デュポンテル ピエール・ルメートル
撮影 バンサン・マチアス
美術 ピエール・クフェレアン
衣装 ミミ・レンピツカ
編集 クリストフ・ピネル
音楽 クリストフ・ジュリアン
キャスト
ナウエル・ペレーズ・ビスカヤートエドゥアール・ペリクール
アルベール・デュポンテルアルベール・マイヤール
ローラン・ラフィットプラデル
ニエル・アレストリュプマルセル・ペリクール
エミリー・ドゥケンヌマドレーヌ
メラニー・ティエリーポリーヌ
エロイーズ・バルステールルイーズ
フィリップ・ウシャン区長
アンドレ・マルコン憲兵
ミシェル・ビュイエルモーズジョゼフ・メルラン
カイヤン・コジャンディデュプレ
ジル・ガストン=ドレフュス市長
作品データ
原題 Au revoir la-haut
製作年 2017
製作国 フランス
配給 キノフィルムズ
上映時間 117
映倫区分 PG12

タイトルとURLをコピーしました