『この道』は平和を願う平成最後の映画と言える。ネタバレ、感想、評価

2019年製作
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はじめに - 映画『この道』ファンサイト
当サイトをご覧いただきありがとうございます。  当サイトは、今なお歌い継がれる数々の童謡を残した詩人である北原 白秋の半生を描いた映画『この道』(2019年公開)のファンサイトです。  『この道』の出演者および関係者・関連企業によるオフィシ...

原題 『 この道』(105分/日/2019)

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  1. この映画は反戦映画の名作になるだろう。平成最後にこの平和を願う映画に出会えたことを嬉しくたまらない。『この道』は明日の道でもある。
    1. 昔の文豪は豪快だ。白秋もしかり。酒を飲み、自由に恋愛し、創作活動に励む。それが許された時代が羨ましい。
    2. 白秋の子どものままの性格が人を惹きつけて止まなかった。毒を吐くが、。誰からも愛された特異なキャラクターだ。
    3. 戦争の足音は想像するだけで恐怖を感じる。この“恐怖感”を決して忘れてはいけない
    4. 芸術家としても生き様は人々の喜びになる作品を残すことだ。
  2. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  3. 合わせて観たい映画
    1. 【邦画の反戦映画】
      1. 『ソローキンの見た桜』
    2. 【政府に忖度している反戦映画】
      1. 映画『空母いぶき』
      2. 映画『アルキメデスの大戦』
    3. 【オススメ反戦映画】
      1. 映画『絶唱(1975)』
      2. 映画『ホタル』
      3. 映画『父と暮せば』
      4. 映画『アメリカン・スナイパー』
      5. 映画『スパイの妻 劇場版』
      6. 映画『炎の舞』
      7. 映画『オフィシャル・シークレット』
      8. 映画『愛と死の記録』
      9. 映画『あゝひめゆりの塔』
      10. 映画『この世界の片隅に』
      11. 映画『硫黄島からの手紙』
      12. 映画『名もなき生涯』
      13. 映画『1917 命をかけた伝令』
      14. 映画『彼らは生きていた』
      15. 映画『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』
      16. 映画『父親たちの星条旗』
      17. 映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』
      18. 映画『家へ帰ろう』
      19. 映画『プライベート・ウォー』
      20. 映画『田園の守り人たち』

この映画は反戦映画の名作になるだろう。平成最後にこの平和を願う映画に出会えたことを嬉しくたまらない。『この道』は明日の道でもある。

昔の文豪は豪快だ。白秋もしかり。酒を飲み、自由に恋愛し、創作活動に励む。それが許された時代が羨ましい。

 『この道』を観た。この映画はひとことで言うと反戦映画である。素晴らしい反戦映画だ。第二次世界大戦が迫り来るあの異様な時代に向かって北原白秋と山田耕筰と言う芸術家の生き方を通して反戦への思いを淡々と描いている。まず北原白秋について語りたい。白秋は本当に子供のような人だったと思う。好き勝手に生きていた。好きになった女性に亭主がいようといまい構わず愛する。たまたま好きになった人に亭主が頂けと嘯く。しかもその相手が隣家の人妻で、昼間の情事に耽っている。しかしそれはやげてバレて、警察に捕まる。姦通罪だ。

 今でこそ恋愛の自由が尊重されているが、大正時代は立派な犯罪だった牢屋に打ち込まれ、保釈金を与謝野鉄幹、晶子夫妻に出してもらい釈放される。が、白秋は姦通した女と結婚する。しかしだ。やはり身持ちの悪い女だったらしく白秋を捨てて何処かへ消えてしまう。女を見る目がない。白秋は都合三回結婚して2人の子供を設ける。その奥さんが素晴らしかったと言えるのは、結婚後の白秋の名作ぶりでわかる。

白秋の子どものままの性格が人を惹きつけて止まなかった。毒を吐くが、。誰からも愛された特異なキャラクターだ。

 白秋の周りの人々、特に与謝野鉄幹、晶子夫妻は白秋のことを心底可愛上がっていた。女癖の悪さ、酒癖の悪さで周囲に迷惑をかけるが、決して見捨てることはなかった。むしろ、白秋が活躍するたびに夫婦して喜んでいた。白秋はなんと恵まれた人だろうか。弟子たちは高村光太郎、萩原朔太郎、室生犀星、石川啄木などいる。白秋が詩を紡ぐ時、言葉が天から降りてくると言っていた。鉄幹は言っている。白秋の詩にはリズムある。日本の古典文学を守りつつ、風土と精神を損なわない新しいリズムがあると論じて、唯一無二の作家であると褒めちぎっている。

 また作曲家の山田耕筰は白秋の詩に曲をつけることに情熱を注ぐことになる。2人の出会いは鈴木三重吉の斡旋であったが、初対面の2人は激しく衝突した。それは芸術家同士のプライドのぶつかり合いだった。白秋の詩に音楽を付けて、もっと豊穣な世界を創りたいと言う山田に対して、白秋は音が付かなくとも既に自分の詩は最高だと言い放つ。更に音楽などくだらないと罵倒する。当然2人は大喧嘩して別れた。

戦争の足音は想像するだけで恐怖を感じる。この“恐怖感”を決して忘れてはいけない

 しかし運命と言うものだろう、関東大震災をきっかけに2人は笑顔が溢れる歌を日本中に届けようと誓い、歌を作り始めるのだ。衝突しながらも二人は楽しげに歌を作っていく。評判になり全国の学校の校歌、会社の社歌の依頼に追われる。

 日本初のラジオ放送のオープニングソングとして二人の『からたちの花』が用いられる。栄誉だ(当日の白秋は発表の日に酒を飲んで酔い潰れる。プレッシャーに弱いのだ)しかも山田に毒づく。「お前の音楽は芸術性が高すぎて、子供が歌えない」と。何だかんだと喧嘩しながらも二人は良い作品を作り続けた。しかし悲しいかな、j時代は戦争へと向かっていく。白秋も山田も国、軍からの依頼を拒否していたが、次第に仕事がなくなり、やもなく軍歌を作るようになる。家族を養うためだ。どれほど心が苦しかっただろうか、想像だにできない。

 白秋と山田の深い友情が美しく描かれている場面が秀逸だ。縁側に座って夕日を見ながら山田が語るのだ。白秋は目が見えないが夕日を感じながら聞いている「いつか戦争のない時代が来て、もう一度、二人で一緒に童謡を作ろう。そういう時代が来て欲しい」本当に素晴らしい場面だ。

芸術家としても生き様は人々の喜びになる作品を残すことだ。

 芸術家同士の共作と言うのは衝突しながらも、お互いの求める世界を高め良作に作り上げていく過程が本当に美しい。心で繋がっているからこそ真の芸術が生まれるのだ。

 『この道』は正に名曲だ。映画の冒頭と終焉にこの曲が流れることで、「戦争反対」とのメッセージを感じ取る。白秋は言っていた。「この道は人それぞれにある道なのだ。それぞれの故郷への道なのだ」だからこの道を振り返ることができない戦争をしてはいけないと強く感じた。

 この映画は本当に反戦映画だ。平成最後にこの映画を観ることができて良かった。決してあのような悲しい戦争を繰り返してはならない。そう感じた。

 この映画のタイトル同様、私の『この道』をもう一度考えてみる自分がいる。

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映画『父親たちの星条旗』

この戦争での勝者は誰なのだ!

映画『父親たちの星条旗』ネタバレ・あらすじ・感想。“硫黄島の戦い”英雄にされた三者三様の人生を描く。
映画『父親たちの星条旗』ネタバレ・あらすじ・感想。“硫黄島の戦い”英雄にされた三者三様の人生を描く。 映画『父親たちの星条旗』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『父親たちの星条旗』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『父親たちの星条旗』の作品情報・概要 『父親たちの星条旗』原題『Flags of Our Fathers』2006年公開のアメリカ映画。クリント・イーストウッドが監督作品。ジェームズ・ブラッドリーが父ジョン・“ドク”・ブラッドリーの半生を彼の知り合いたちを取材し、ロン・パワーズとまとめたノンフィクション本『硫黄島の星条旗』(原題: Flags of Our Fathers)を元にしている。脚本は『ミリオンダラー・ベイビー』のポール・ハギスを迎えている。スティーヴン・スピルバーグが率いるドリームワークスらが製作。太平洋戦争の最大の激戦と言われている硫黄島の戦いを本作と『硫黄島からの手紙』の「硫黄島プロジェクト」を立ち上げ、本作はアメリカ側からの視点で描いた名作である。

映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』

フィンランドとソ連の戦争は泥沼だった

映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』フィンランドの世界での立ち位置が理解できる。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
日本人が抱くフィンランドのイメージはとても華やかな物が多い。ムーミン、サンタクロース、オーロラ、デザインなど。特に多くの女性が憧れを持っている。でも本映画を観ると地理的に微妙な立ち位置をせざる得なかった理由がわかる。領土奪還の戦争をしたことによって民主化を保てたと言っても良い。本作は無名の戦士の家族を守る戦いである。

映画『家へ帰ろう』

戦争によって引き裂かれた人たちの再会物語

映画『家へ帰ろう』は第二次世界大戦で故郷を追われアルゼンチンで生きたユダヤ人がポーランドの友人を訪ねる話。ネタバレ、感想。
『家へ帰ろう』(93分/スペイン・アルゼンチン/2017) 原題 『El ultimo traje』 私は戦争映画があまり好きではない。何故かというと必ず訪れるであろう悲劇に胸が締め付けれて苦しくなってくるからだ。激しい銃撃と爆撃、そして死...

映画『プライベート・ウォー』

たとえ片目を失っても「わたしは戦地へ行く」女性ジャーナリスト

映画『プライベート・ウォー』ネタバレ・あらすじ・評価。隻眼のジャーナリスト。シリアで死す。戦地とPTSDの恐怖。終わらない戦争。
映画『プライベート・ウォー』公式サイトにて作品情報・上映館情報の紹介とネタバレ・あらすじ・感想・内容・結末について記述しています。隻眼のジャーナリスト、メリー・コルビンの半生を映画化。世界に紛争、戦争があると取材に行くのが戦争ジャーナリスト。命をかけて取材するが時には自身も傷つく。片目を失明。そして悲惨な戦争を見すぎてPTSDに陥る。それでも何度も戦地を訪れて世界に真実を発信する。最後はシリアでアサド政権の残虐性を放送して死ぬ。なぜ彼女は戦地へ行ったのか、なぜ書きたかったのか、そこには人間としても尊厳があったのだろう。

映画『田園の守り人たち』

愛する男たちは戦争にとられてしまった

映画『田園の守り人たち』土地を守る女の戦い。ミシェル・ルグラン監督とミレー。ネタバレ・あらすじ・感想・内容。農業の近代化到来。女が自立する力強さも描く。ナタリー・バイとローラ・スメット母娘共演。
『田園の守り人たち』(135分/フランス・スイス合作/2017) 原題『Les gardiennes』 映画『田園の守り人たち』のオススメ度は? 星三つ半 絵画好きな人は是非とも観てください。 確かにミレーっぽいです。 戦争の描写はほとんど...

 

以下、映画.comより引用

監督 佐々部清
脚本 坂口理子
プロデューサー 間瀬泰宏
音楽 和田薫
主題歌 EXILE ATSUSHI

大森南朋    北原白秋
EXILE AKIRA 山田耕筰
貫地谷しほり  菊子
松本若菜    松下俊子
小島藤子    記者
由紀さおり  「からたちの花」歌手
安田祥子   「からたちの花」歌手
津田寛治    菊池寛
升毅秦彦    三郎
柳沢慎吾    鈴木三重吉
羽田美智子   与謝野晶子
松重豊     与謝野鉄幹
近藤フク    石川啄木
佐々木一平   萩原朔太郎
稲葉友    室生犀星
伊嵜充則   高村光太郎
松本卓也   大手拓次

 

 

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